教職支援システム
教育学部初等教育課程の学生は、1年目は大学の基礎とも言うべき全学共通科目と、一部の専門科目の基礎的な授業を中心に履修する。平成17年度からは、1年次の学生に「授業実践演習」が開設され、いわゆる《授業の達人》として評価の高い現役の先生方による模範的な授業を参観して、教職への意欲を育てる。2年目からは、専攻専門の科目や、教職専門の科目が多くなり、少人数クラスの講義や演習、実験などが展開される。少人数制のため、先生方や学生間相互のコミュニケーションが良いことも本学部の特長のひとつ。また、本学では学生一人ひとりに指導教員がついて、学生の勉学や進路など諸々の相談ごとに、必要に応じて対応する制度をとっている。
さらに授業では、教職を希望する学生の資質向上を目指して、水泳実習、キャンプ実習(キャンプ・インストラクター資格取得)、救急法実習(日赤救急員適任証取得)などが組み込まれていることも、初等教育課程の特長になっている。
3年次教育実習
3年次の教育実習は、小学校教諭一種免許状取得を希望する学生を対象に、学生個々の出身小学校、地区によっては各教育委員会の指定校並びに附属橘小学校の協力と指導のもと、毎年主として5月に3週間連続で実施する。
この実習を通して、学生は現実の学校環境における児童とのふれあいや、経験豊かな小学校の先生方のもとで教員となるための実践的な能力と態度を養っていく。
4年次教育実習
4年次の教育実習には、幼稚園教諭免許状取得希望者の実習と、中・高校教諭免許状取得希望者に対する実習がある。
幼稚園の場合は、学生個々の出身幼稚園で連続2週間の終日実習。中学校・高等学校の場合は、学生個々の出身中学校または高等学校、地区によっては各教育委員会の指定校で実施する。中・高免許状取得希望者は中学校において4週間の終日実習、高校免許状のみの取得希望者は高校において2週間の終日実習となる。これらの教育実習により、それぞれの校種に対応した教育実践力を養う。
介護等体験
1998年から施行された介護等体験特例法により、小・中・高等学校の教員免許状を取得するには、養護学校あるいは介護施設における7日間の介護等体験が必要になりました。本学では静岡県下の養護学校において2日間、介護施設において5日間の体験を行なっています。
介護等体験特例法とは「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律(平成9年法律第90号)」を指します。
養護学校における体験
静岡県立中央養護学校および静岡県立静岡北養護学校での2日連続の終日体験です。時期は例年9〜10月と2月頃ですが毎年多少変わります。
社会福祉施設における体験
例年、2年次の2月に静岡県下の社会福祉施設において連続5日間の終日体験を行います。体験施設は主に老人福祉施設と児童福祉施設です。