4年生にとっては、学業の集大成になる卒業研究発表会が10月28日に開催されました。
2年生の時から担当教員の元でしっかりと研究計画を立て、データを取ってやってきた成果がここに実ります。本学では単に理学療法士・作業療法士の資格を取るというだけでなく、科学的な視野を広め臨床の中にもきちんと根拠のある医療を示すことの出来る医療職の養成を目指しています。
今年は初めてトコハホールを借り切っての発表会です。4年生だけでなく、評価実習を終えた3年生をはじめ2年生や1年生も発表を聴きにに来ています。こんなに大勢の中で発表なんて緊張するなあ・・・。
はじめに開催の挨拶を杉江学部長からいただきました。この2年間の成果を存分に伝えて欲しい。そして後輩たちは先輩の背中をきちんと見て欲しい。それが教員全員の願いです。
作業療法学生の発表。研究方法を具体的に示すことで、次の研究につながる示唆を与えます。大切なことですね。
フロアからの質問。質問される方だけでなく、する方も勉強になるんですよね。実習を終え逞しくなった姿がここでも見られました。教員にとって嬉しい瞬間です。
理学療法学生の発表。高度な研究方法のデザインの説明に思わず力が入ります。
フロアから在校生である3年生の質問。来年の今頃は君たちがここで登壇する番だよ。しっかり予習はできたかな。これ以外にも2年生からも活発な質問を貰いました。そう、みんな積極的に行こう!
全部の発表が終わり、筒井先生の講評です。「研究は卒業後も続けて欲しい。オリジナルを大切に!」
場所を変えて、ハマスターダイニングで軽く懇親会。そして締めは教員を代表して、4年生へ国試合格へのエールを村岡先生から。さあ残るは国家試験合格へ向けて一直線!