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子宮頸がん予防を啓発するためのセミナーが開催されました/富士キャンパス

11月6日(水曜日)に富士キャンパスにて子宮頸がん予防を啓発するためのセミナーが開催されました。
若い女性に、女性特有のがんを理解してもらい、検診受診をはじめとした予防への意識を高めてもらうことが狙いで行われ、学生を中心に約100人が、がんサバイバーを講師に子宮頸がんに対する理解を深めました。
講師の熱海市の認定NPO法人オレンジティ理事長の河村裕美さんは、河村さんが子宮頸がんにより子宮と卵巣の摘出手術を受けたのを機に、「女性特有のがんの体験者や家族が、支援者と共によりよい人生を送れるように」とNPO法人オレンジティを設立しました。
国立がん研究センターなどによると、子宮頸がんは子宮の入り口付近である子宮頸部にできるがんで、20~30代の若い女性に急増しており、子宮頸がんを予防するための方法の一つに20歳以上を対象としている細胞診検査があります。しかし、米国の検診受診率が80%を上回っているのに対し、日本は20%台にとどまっています。
河村さんは自らの症状を「一生付き合わなければならない」としたうえで、若い学生たちに検診受診を呼び掛けました。