保健医療学部理学療法学科・作業療法学科の3年生20名が、8月29日(土曜日)~9月3日(木曜日)の日程で海外研修を行いました。国際的な視野を広げ、日本のリハビリテーションとの相違点や問題点を学ぶことを目的に、リハビリテーションの先進であるドイツの医療現場を訪問しました。
現地3日間の行程で、リハビリ施設、総合医療センター、高齢者施設の見学をしました。施設では、ドイツの社会福祉についての説明を伺ったり、実際に理学療法の施術やリハビリテーションの視察・見学を行い、リハビリテーションの幅の広さを感じることができました。「絵を完成させる」という作業1つでも、日本では、塗り絵から書き始め、慣れてきたころに自由に描いてもらう方法を行いますが、ドイツでは初めから自由に描いてもらいます。研修に参加した伊奈杏都さん(作業療法学科3年)は「リハビリテーションの概念は日本とほとんど変わらないが、国が変わると同じ療法でも違うことをしているように思え、とても不思議な気持ちになった。文化や考え方、国民性の違いでそれぞれ適した施術方法があることを学び、リハビリテーションの奥深さや面白さを実感した」と充実した研修を振り返り語ってくれました。
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