6月29日(日曜日)に第26回日本レーザー治療学会シンポジウム「鍼灸におけるレーザー治療」において、『FACT誌収載論文によるレーザー鍼の分析とその応用症例』をテーマとして発表しました。
本発表は、鍼灸臨床におけるLLLT導入の再考を目的として、相補代替医療の鍼灸関係領域におけるレーザー鍼の現状について国際的な臨床エビデンスを対象に調査したところ頭痛と腱障害に対する有効性・有用性が報告されていたことに基づいて、腱の疼痛・ばね指患者に対する近赤外線治療器スーパーライザー(LLLT) 照射で直後から疼痛緩和がみられ、27回の継続治療で肥厚とガングリオン様低エコー像が縮小した症例があることを報告しました。本研究は本学健康鍼灸学科の中澤寛元准教授および帝京科学大学の田中三久先生との共同研究です。