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今治市のJA現地調査の結果を発表しました/稲葉光彦教授

7月1日(水曜日)に富士キャンパスにて、本学副学長の稲葉光彦教授が、愛媛県今治市のJAおちいまばりの農産物直売所「さいさいきて屋」とネットスーパーの現地調査の結果を発表しました。
高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加といった多くの問題を抱える農業について、地方創生の中で農業が求められている役割とは何か、を検討することを狙いとしています。
地元食品メーカーとのプライベートブランドの販売や、売れ残った野菜を粉状にして、パンやケーキなどの加工品として商品化するといった個性的な取り組みのほか、組合員を対象に専用タブレットの貸し出しによるネットスーパーによる高齢者を支援する役割について視察を行った稲葉教授は「多くの農家を取り込みながら地産、地消、地育を重視しながら6次産業化を進めている」と評価し、「地方では過疎の深刻化やまちの衰退など、自ら創生していかなければならない。人々が豊かに生活できる場の実現が求められており、豊かになってはじめて地方が創生される」と展望を伝えました。