巴川散策マップで地元の環境を紹介 社会環境学部 社会環境学科 3年 杉村 巽

機械やロボットの時代だから
自然環境に関わっていきたい

家族で山を持っていたため小さい頃から自然に関わる機会が多くあり、身近な自然から草木の大切さや必要性を学んできました。機械やロボットが発展していくと考えられる今後の社会において、自然関係の仕事が重要になってくると考え、社会環境学部がある常葉大学を選びました。

巴川周辺の小学生に
地元を見直す機会を

ゼミのプロジェクトの一環で、巴川の散策マップを作っています。1974年には七夕豪雨により大きな被害が実際に起きた巴川。しかし、近隣に住む方でさえ関心を持っているようには見えません。地元の小学生に自分が住んでいる場所のことを知ってほしいと、この活動を始めました。実際に巴川周辺に赴き、過去先輩方が作り上げてきた散策ルートを修正・確認します。また静岡市治水交流資料館「かわなび」などで堰や洪水時の被害なども調べています。マップが完成したら巴川周辺の学校や市役所に配布する予定ですので、絶対に良いものを作ります。

地域に公開するマップだから
中途半端なものにはできない

今後も活動を進めていく中で、慣れない作業に失敗や後悔を繰り返していくと思います。失敗しないで進めていけるなら苦労はしませんが絶対そんなことはないです。そのたびに、メンバーや先生、協力してくださる方々にもご迷惑をかけることになると思います。しかし、この活動は最終的に多くの人に完成したものを見てもらうことになります。自分たちが作ったものが世に出回るわけで、地元の小学生たちにとっても巴川を知り地元を見直す機会になると思うと、中途半端なものを作る訳には行きません。どれだけ失敗しようと、過去先輩方が続けてきたこの活動をより良いものに昇華させるための経験として取り込んでいきます。それができるよう、ただでは終わらせない精神を育ていきたいと考えています。

top