静岡県の「多文化共生」を推進 外国語学部 グローバルコミュニケーション学科 4年 村田 圭花・高橋 南海

私たちが常葉大学
外国語学部を選んだ理由

【村田】
私が常葉大学を選んだ理由は、高校の先生から聞いた「静岡県で一番大きな私立大学」という言葉がきっかけでした。外国語学習支援センターや図書館、パソコン室など学ぶ環境が整っていることから進学を決めました。
【高橋】
私は高校の時に世界史に強く興味を持ちました。常葉大学のグローバルコミュニケーション学科では、最初から国や地域を限定せず幅広く学んだ後に、深く探究していきたい分野を自分で後から決められることに魅力を感じました。

「多文化共生」を目指し
地域と関わり異文化を知る

2人は国内外の様々な文化を持つ人と共に生きる「多文化共生」を目指すため、様々な活動に取り組んできました。
【村田】
焼津市在住の外国籍で育児中の方に図書館を利用してもらおうと「多言語版図書館利用案内」を作りました。日本語・やさしい日本語・英語・ポルトガル語・スペイン語の5種類の利用案内です。学科で学んだ語学が地域貢献につながりました。このプロジェクトでは学部の垣根を越え、生涯学習学科のメンバーと一丸となって取り組んでいます。
【高橋】
私は焼津市主催の在日外国人に向けたゴミ分別説明動画を作りました。動画の中で使用したイラストを描いたり、英語の吹き替えを担当したりしました。外国人の方にとって不快な表現になっていないかなど、グループ内で何回も見直し、慎重に進めました。この経験から相手の立場や状況を考えて行動する力が付きました。

国や文化の違いを越え
「毎日が異文化交流」の未来へ

【村田】
将来は日本語を学ぶ外国人と関わる仕事をしたいと思っていますが、一方的に教えるのではなく、私も学ぶ方の国の文化を勉強できる「毎日が異文化交流」を目指します。
【高橋】
国や文化・習慣の違いから生まれる差別や偏見をなくしていき、違うことも一緒に受け入れ、乗り越えて行動していきたいです。

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