熱海市役所公務員(熱海市立図書館)短期大学部 日本語日本文学科卒 芹澤 珠奈

熱海に関心を寄せる人を
図書館でサポート

熱海市立図書館で郷土資料班として、郷土資料の収集・整理・保存・提供に関する業務を担っています。レファレンスサービスでは、利用者の方からのお問い合わせに回答することで、利用者の調査・研究や想い出を振り返るお手伝いをしています。
メディアの方に所蔵資料を提供した際、「熱海市立図書館所蔵」というテロップが明示されている放送を見て、たくさんの方が熱海に関心を寄せる機会に携わることができたとうれしく思いました。

知らなかった日本語の世界
言葉と人とのつながり

私が常葉大学短期大学部を選んだのは、母親の母校だったことと、生まれ育った静岡県で学びたいと思ったからです。普段のコミュニケーションや趣味のテレビ鑑賞を通じて、言語である日本語に興味を持ち、2年間で集中して知識を深めることができる学科に魅力を感じました。
学科では主に日本語や心理に関する講義を選択し、「言葉を大切にする」「子どもの世界に入り込む」「声の力を使いこなす」という3つの専門教育科目を中心に、子どもの視点から見た文学や、言語との関わり、方言や日本語の歴史、言葉と社会とのつながりについて学びました。身近な日本語ですが知らなかったことがたくさんあり、深く掘り下げて学ぶことができました。

知らないことを恐れず
学ぶことにベストを尽くす

日本語日本文学科には様々な趣味嗜好を持った学生が多く、講義や友人を介して多様な考えや世界観に触れることができました。たくさんの知らないことを楽しんだ2年間でした。
現在、図書館では熱海を中心とした郷土資料を担当していますが、土地勘もなく知識も乏しいため、日々勉強しながら業務を行っています。しかし、知らないことを恐れずに、ベストを尽くし、追究することを楽しみます。

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