大学で保育を学び
地元の子育て支援に貢献
三島市役所の子育て支援課に勤務しています。児童手当等の手当支給事務の他、コロナ禍における子育て世帯向けの給付金全般を担当しています。また地域の子育て世帯向けの支援事業として、「子どもは地域の宝事業」「子育て支援フェア」も担当しました。
私はもともと保育教諭を目指すつもりで、保育士資格・幼稚園教諭Ⅰ種の免許取得が可能な常葉大学に入りました。人生設計をする上で、保育教諭以外で働く場合のことも考えると、4年制大学で保育を学べるのが魅力でした。当時は富士にキャンパスがあったため、自宅から通学しやすく、奨学生制度があったことも魅力的でした。
子どもが好きな自分を
実習で再認識
大学のゼミ活動から得たものは大きいと思います。ゼミでは「ふじのくにアカデミック&サイエンスフェア」で研究発表を行いました。自分たちで研究テーマを設定し、データを取り、まとめ上げる作業はとてもやりがいがあるものでした。また、目標に向かってゼミの仲間と協力し、やり遂げた経験は非常に貴重なものでした。
実習で子どもたちとふれあえたことは「子どもが好き」という自分の気持ちを再認識する機会となり、今の仕事を通じて社会貢献する動機の一つになっています。仕事で大変なことがあっても「子どもたちのため」と考えると頑張ることができます。
前例踏襲にこだわらず
より良い方法を見つけたい
ゼミ活動で培った、論理的な思考の組み立て方やデータの統計的な処理の仕方は、現在の仕事に役立っています。前よりもいい方法、より市民に伝わりやすい方法で、より効率化された仕事になるよう考えて取り組むように心がけています。特に旧来の紙文化や非効率な申請・入力作業について改善し、電子申請などの取り組みに力を入れていきます。