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オンライン授業開始


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自宅の学習スペース

 5月に入り、いよいよ学修がスタートしました。
しかし、今年度は、オンラインでの学習が進められています。先生方からは、様々な資料や課題が提示されたり、ZoomやGoogleフォームなどを活用した講義が展開されたりしています。今回は、資料や課題について紹介します。
 毎回、先生方からは、それぞれの専門性を生かした様々な内容の物が提示されます。事例から学ぶもののあるし、教育史や中央教育審議会の資料を通して学ぶものもあります。もちろん、これらの資料を読み込むこと自体、大変良い学修になりますが、中には、一見すると、学校教育とは直接つながらないのでは?と思う資料もあります。例えば、一般図書を読んで書評を書く、映画を見てその内容を通して考える、裁判の判例を読み考えるなど、多種多様です。「コンビニの店長は経営者と呼べるのか。」というユニークなテーマで自分の意見を述べるような課題もあります。
 でも、それぞれの資料や課題には明確な意図があり、取り組んでいく中で、自分の教育観や今の学校教育に求められていることについて改めて考えるきっかけとなります。あえて、教育書ではないものに目を向けることが、教師としての視野を広げることにつながることを示してくれています。
 私たち現職院生は、学校現場での経験を重ねれば重ねるほど、学校の常識に囚われた思考に陥りがちです。
視野が狭くなるということは、それだけ子供の表れに対しての寛容さがなくなるということかもしれません。現職院生にとっては、この一年はこれまでと異なる立場で学校の教育活動を俯瞰できるチャンスでもあります。
今のこの状態も、自分の視野を広げるチャンスだと捉えて、前向きな気持ちで課題に取り組んでいます。

現職院生 西村 直隆


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