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アクションリサーチⅠ を終えて


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アクションリサーチⅠ の成果報告会(12月2日)

 10月28日から11月18日までの3週間、学部卒生1年生は、各々の協力校にて、アクションリサーチⅠ(以下ARⅠ)を行わせていただきました。ARⅠの課題は「生徒指導・教育相談」であり、院生それぞれが具体的な課題を設定して臨むこととなりました。私は、「相手が納得できる主張」と「共感的理解」をキーワードに、子どもが意思を伝える際の言語表現に着目した生徒指導を課題としました。
 配属学級の子どもたちは、普段、意見のくい違いがあった際も冷静に話すことや自分の思いや考えを丁寧に伝えることができていました。しかし、ある時、感情的になって話し合いが言い合いになりそうな場面に遭遇しました。そこで私は、1人ずつ落ち着いて話すことを提案し、子どもが自分の思いを正確に伝えられる環境を調えるよう努力しました。
 このように意思を伝え合うことを大事にした指導を行い3週目に入った頃、話し合いが白熱しても、強い口調を控え、素直に語り合う子どもたちの姿を目にしました。この状景から、子どもたちが日々成長していることを実感しました。
 ARⅠでの体験を通して、子どもの実態を踏まえた指導や、子ども自身が納得できる指導の重要性を学ぶことができました。
                    学部卒院生1年 西尾 優汰

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