炭の上で、竹串を回しながらパンを焼きます。
芳ばしい香りが漂います。
自分の身体をつかってできた喜び!パンが出来上がっていく工程を実際に感じそれをみんなで食べた美味しさ!子どもたちの様子からよく伝わってきた活動でした。講師は、何年も「竹巻きパンづくり」のご経験があるポッケお馴染みのゲーテ高橋先生。炭の状態やパン生地の発酵具合など、その都度変わる条件にもスーッと臨機応変に対応してくださいました。それにしても、子どもたちの食べっぷりには、驚きました。(先週台風の影響で中止になった分の振替日は10月3日です。)
「強力粉、砂糖、ドライイースト、塩をよく混ぜます。…」
先生の説明を聞いてから、いよいよ作業開始。
竹串に名前を書きます。
2組での作業も上手に行っていました。
粉はひんやり、ふわふわ…
だんだん気持ちが入っていくのがわかります。
粉でどてを作った中に、バター、溶き卵、温めた牛乳を
加えて混ぜます。お母様たちが工程を確かめる会話を
子どもたちは聞いているな~と思いました。
最初のうちは、やっぱり手にくっつく。
混ぜ続けるよ~とお母様たちもコネコネ…
次第に、職人のような手つきに…
「耳たぶくらいの柔らかさになったら、生地を上から叩きつける。
このように…」と伝えながら、実に楽しそうに「叩く」先生。
ちょっと思いのかな…
お母様が叩いているときは、
自然に子どもがボウルを支えます。(気持ちは!)
生地の発酵は、窓際の温かいところで。
発酵を待つ間、親子遊びをしたり、学生と遊んだり…。
学生手作りのダンボールハウスは
ちょっとした異空間なのでしょう、人気でした。
まったりのんびり遊んだ時間。「積む」あそびを
繰り返す子どもの姿に、こういう単純なあそびがいいんだよなあ…と
改めて学ばせてもらった思いがしました。
初めと終わりにコツがある「巻き」ですが、コレ、きれいです。
共同作業に挑む親子。
成形の最終チェック?感触いいんだろうな~
先生と学生が焼くのを周りでみんなで見守り…
以外に早く焼きあがって、いよいよ食します!
おまけの写真。冬に収穫する予定の、大根の種を
ゲーテ高橋先生が畑に巻いてくださいました。
白っぽく見えているのは「ぬか」です。
コオロギが芽を食べずに「ぬか」を
食べてくれるからだそうです。楽しみです。