福田半香
1804-1864 (文化元-元治元) 年
1804-1864 (文化元-元治元) 年
山水図
1851(嘉永4) 年
紙本墨画、軸装、1幅
各171.7×95.2 ㎝
1851(嘉永4) 年
紙本墨画、軸装、1幅
各171.7×95.2 ㎝
福田半香は山水画をもっとも得意とした画家である。若い頃は緻密な描写で大きな構図の作品を残している。晩年に至ると大胆な墨描で一気呵成に山水画を描いた。この作品は晩年における山水画の代表作である。半香の山水画は雨を描いているところに特色がある。嘉永年間、半香の水墨山水画がもっとも充実していた時代の作品である。