〔平成29年12月14日制定〕
〔平成30年3月5日改正〕
〔平成30年3月5日改正〕
1 審査基準
修士論文は、各研究科におけるディプロマ・ポリシーに述べられる項目を満たすもので、専門分野における基礎的な研究能力、ないし高度の専門性が求められる職業を担うために必要な能力を備えていることを示すものである。審査は主査及び副査2名の教員によってなされる。
2 評価の観点と評価の方法
(1)国際言語文化研究科
ア 評価の観点
イ 評価の方法
提出された論文に対して、修士論文口頭試問による最終試験を課し、その結果も踏まえ、総合的に合否を判定する。
- 国際語の一つである英語を専門とする領域、あるいは国際理解に関する領域を対象として、国際化という観点に立って適切なテーマが設定されているか。
- 先行研究の整理と問題設定は適切になされているか。
- 章立てを含めた論述の流れは適切であるか。
- 研究方法の選択・実行は適切になされているか。
- 資料・データの整理、結果の考察、文献の扱いや引用注等が適切になされているか。
- 設定した問題の解明は的確・適切になされているか。
- アンケートなどでは研究倫理が遵守されているか。
イ 評価の方法
提出された論文に対して、修士論文口頭試問による最終試験を課し、その結果も踏まえ、総合的に合否を判定する。
(2)環境防災研究科
ア 評価の観点
イ 評価の方法
提出された論文に対して、修士論文口頭試問による最終試験を課し、その結果も踏まえ、総合的に合否を判定する。
- 環境問題と防災問題の関連性を理解した上で、適切なテーマ設定となっているか。
- 先行研究の整理と問題設定は適切になされているか。
- 章立てを含めた論述の流れは適切であるか。
- 研究方法の選択・実行は適切になされているか。
- 資料・データの整理、結果の考察、文献の扱いや引用注等が適切になされているか。
- 設定した問題の解明は的確・適切になされているか。
- アンケートなどでは研究倫理が遵守されているか。
イ 評価の方法
提出された論文に対して、修士論文口頭試問による最終試験を課し、その結果も踏まえ、総合的に合否を判定する。
(3)健康科学研究科
ア 評価の観点
(ア)健康栄養科学専攻
(イ)臨床心理学専攻
イ 評価の方法
提出された論文に対して、修士論文口頭試問による最終試験を課し、その結果も踏まえ、総合的に合否を判定する。
附 則
この基準は、平成30年4月1日から適用する。
(ア)健康栄養科学専攻
- 研究倫理が遵守されているか。
- 専門分野においてオリジナリティがあり、専門分野に貢献できる内容であるか。
- 論文構成、調査方法、実験方法、データ解析について適切に行われているかが必要である。
- 実験内容、用いた実験方法、分析方法などが、適切であり、現在受け入れられている研究レベルを逸脱していないか。
- アンケ-ト等の調査研究は、多角的で科学的な要因解析がされているか、また、その裏づけや問題解決のための方向を示す考察がなされているか。
- 統計手法が適切に用いられているか。
(イ)臨床心理学専攻
- 保健・医療・教育・福祉等の発展・活性化に貢献することを念頭に置いたテーマ設定となっているか。
- 先行研究の整理と問題設定は適切になされているか。
- 章立てを含めた論述の流れは適切であるか。
- 研究方法の選択・実行は適切になされているか。
- 注や図表処理等も含めて、論述が的確でかつ分量的にも適切であるか。
- 設定した問題の解明は的確・適切になされているか。
- 研究倫理が遵守されているか。
- 健康に関しての幅広い学問的好奇心が感じられる内容となっているか。以上の観点を踏まえ、保健・医療・教育・福祉等の幅広い分野の課題に取り組むことができる高度な知識と技術を備えていることを総合的に判断し評価する。
イ 評価の方法
提出された論文に対して、修士論文口頭試問による最終試験を課し、その結果も踏まえ、総合的に合否を判定する。
附 則
この基準は、平成30年4月1日から適用する。