健康プロデュース学部長
中澤 寛元
「健康」にアプローチする多様な学びは、キャリアの“伸びしろ”につながります。
ヒトが生きていくうえで永遠のテーマである「健康」をキーワードに、新しい価値を創出できる人材を育成するのが本学部の学びです。5学科・約300名の学生が一つのキャンパスに集うことで、学科の垣根を超え「健康」にアプローチする多様な学びが可能になります。また、地域とのつながりを重視した課外活動は、専門領域の学びを深化させるとともに、幅広い交流を通して連携力や柔軟な発想を身につける機会となります。社会に出ればマニュアル通りに物事は進まず、先を見越した対応力が求められます。そうした人間力の養成ができるのも、本学部の学びの特長といえるでしょう。それは、キャリア形成においても大きな“伸びしろ”につながるはずです。卒業時に本学部で学んだ4年間が人生で最も濃い時間だったと振り返ってもらい、静岡を中心に地域社会で有為な人材として活躍してもらうことを願っています。まずはオープンキャンパスで学部の学びに触れ、興味がもてたら一歩を踏み出してみましょう。新しい可能性に出合えるかもしれません。
ヒトが生きていくうえで永遠のテーマである「健康」をキーワードに、新しい価値を創出できる人材を育成するのが本学部の学びです。5学科・約300名の学生が一つのキャンパスに集うことで、学科の垣根を超え「健康」にアプローチする多様な学びが可能になります。また、地域とのつながりを重視した課外活動は、専門領域の学びを深化させるとともに、幅広い交流を通して連携力や柔軟な発想を身につける機会となります。社会に出ればマニュアル通りに物事は進まず、先を見越した対応力が求められます。そうした人間力の養成ができるのも、本学部の学びの特長といえるでしょう。それは、キャリア形成においても大きな“伸びしろ”につながるはずです。卒業時に本学部で学んだ4年間が人生で最も濃い時間だったと振り返ってもらい、静岡を中心に地域社会で有為な人材として活躍してもらうことを願っています。まずはオープンキャンパスで学部の学びに触れ、興味がもてたら一歩を踏み出してみましょう。新しい可能性に出合えるかもしれません。
ページ内目次
目的
健康プロデュース学部は、人が現代社会を健康に過ごすために、健康について的確なサポートができる人材を育成し、健康を有機的総合的に捉えて21世紀に必要とされる新たな健康概念を模索、創造する研究の推進を目的とする。
- 健康栄養学科は、多様な専門領域に関する基本となる能力や高度な栄養管理に必要とされる知識・技能、態度及び考え方の総合的能力、またチーム医療の重要性を理解し、その一員として責務を果たし得る能力及び他職種の人々や患者とのコミュニケーションを円滑に進める能力を有する人材を育成する。
- こども健康学科は、「こどもにとっての真の意味での『健康』とは何か」を現代科学の最先端に立って多角的に考究すること及びそこから得られた専門的知見に基づき、「こどもの健康」を保育・幼児教育の立場から総合的に実現できる人材を育成する。
- 心身マネジメント学科は、「人間が生きていく」ことに直結する「身体」「心理」の領域を統合させながら学際的な視点で学び、それらを取り巻く「社会」の領域でこれらを補完することによって、健康増進にとどまらず、21世紀社会に求められる積極的な生き方やそこから生み出される健康づくりに貢献できる人材を育成する。
- 健康鍼灸学科は、広い教養を身につけると同時に、西洋近代医学・東洋伝統医学の知識を土台にし、高度な東洋臨床技術を身につけた鍼灸師を養成する。また、鍼灸を医療にとどまらず健康運動、介護福祉、美容、経営などの様々な分野へ展開し得る人材を育成する。
- 健康柔道整復学科は、西洋医学の知識を土台にし、柔道整復の臨床技術を身につけ、モラルと品格を備えた人間性豊かな柔道整復師を養成する。また、柔道整復学を通したスポーツクラブ・介護施設での運動指導や、今後の超高齢社会に向けた高齢者の健康増進と健康寿命の伸長に貢献できる人材を育成する。
アドミッション・ポリシー
健康プロデュース学部の教育・研究テーマは健康であり、各学科はそれぞれの専門家・指導者を育成するため、次のような能力と姿勢を持ち、前向きに取組む学生を求めます。
- 基礎的な学力があり論理的な思考ができる者。
- 他者との良好なコミュニケーション・人間関係を構築できる者。
- 健康づくりに関心・興味があり地域社会に貢献することに意欲がある者。
健康栄養学科 | 健康栄養学科では、具体的に次のような学生を求めます。
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こども健康学科 |
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心身マネジメント学科 | 心身マネジメント学科では、具体的に次のような学生を求めます。
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健康鍼灸学科 | 健康鍼灸学科では、具体的に次のような学生を求めます。
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健康柔道整復学科 | 健康柔道整復学科では、具体的に次のような学生を求めます。
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カリキュラム・ポリシー
健康プロデュース学部は、健康づくりの専門家・指導者を育成するためのカリキュラムを編成し、全学共通科目に加えて次のような科目群を配置しています。
学部共通科目
多角的な視点から総合的に健康を捉える態度を身につけるために、教養文化領域、スポーツ領域、コミュニケーション領域の科目を配置する。
専門教育科目
各学科それぞれの卒業後のキャリアに繋がる高度な知識と技術を身につけるために、講義科目に加え、演習、実験・実習科目を適切に配置する。
学部共通科目
多角的な視点から総合的に健康を捉える態度を身につけるために、教養文化領域、スポーツ領域、コミュニケーション領域の科目を配置する。
専門教育科目
各学科それぞれの卒業後のキャリアに繋がる高度な知識と技術を身につけるために、講義科目に加え、演習、実験・実習科目を適切に配置する。
健康栄養学科 | 栄養士免許ならびに管理栄養士受験資格の取得を基盤に授業科目を配置する。 専門分野では「専門基礎」と「専門分野」に大別し、科目間知識の融合、基礎から実践への活用ができるよう体系的に科目を配置する。専門基礎分野では、「学科基礎科目」、「社会・環境と健康」、「人体の構造と機能及び疾病の成り立ち」、「食べ物と健康」において講義及び実験・実習により、基礎的専門知識を養う。専門分野では「基礎栄養学」、「応用栄養学」、「栄養教育論」、「臨床栄養学」、「公衆栄養学」、「給食経営管理論」において講義、演習、実験・実習により技能の修得と向上を図る。さらに「総合演習」、「臨地実習」により専門知識と技能を統合し、実践力を養う。また、栄養教諭一種免許、フードスペシャリスト受験資格取得に関する授業科目も配置する。 |
こども健康学科 | 専門教育は、科目群を「基礎理論系科目」と「基礎演習系科目」及び、「応用理論系科目」「教育内容・方法論系科目」「応用演習系科目」「専門演習系科目」「総合表現活動演習系科目」「実習系科目」という合計8つの科目群に分けられる。教育課程は、各科目間における相互の関連や連携が十分に留意されたうえで構成され、保育実践力および保育研究力の養成のために体系化する。基礎理論系科目及び基礎演習系科目の授業は、専門教育の基礎を構築させることを目的としたものであり、主に、1・2年次に展開し、多くの必修科目を配置する。その他の6つの科目群は学生一人ひとりの興味関心や進路希望による広範な選択に対応する。 |
心身マネジメント 学科 |
心身マネジメント学科では、健康づくり、スポーツ、医療・福祉、教育など、さまざまな分野で活躍し、地域社会等における健康づくりやスポーツの発展に貢献できる人材を養成するために、「身体」と「心理」の領域及び人間を取り巻く「社会」の領域を含めた科目を配置する。 「基幹科目」では、運動生理、解剖、スポーツ、心理、社会、文化などの視点から学びの根幹を形成する必修科目を配置する。さらに、各領域の「専門科目」を配置することで3領域の学びを総合的に修得し、上級学年での専門性の高い学習に向けての土台を形成する。 「発展科目」では、目指す進路に応じた専門的な学びを深める。各領域において、専門性の高い知識や理論と高度な実践力を身につけることができるように演習や実技科目を配置する。修得した知識や技能を統合し、課題や問題を自ら発見し、解決に向けて取り組む態度を育成するために、専門演習および卒業研究を必修科目として配置する。 |
健康鍼灸学科 | 鍼灸師に必要な現代医学の基礎・専門知識を習得するため、解剖学、生理学、臨床医学等の分野を含む基礎医学科目を配置する。
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健康柔道整復学科 | 日本の伝統医療から生まれた柔道整復学を、西洋医学を基礎とした科学的思考に基づく学問分野として包括的に理解できるよう、必要な基礎科目を配置する。 基礎科目の選定に関しては、患者に対する治療方針の説明責任を果たすために必要となる各種基礎科目を配置する。 他の医療従事者との綿密な連携に必須となる科学的基礎知識、医学的基礎・応用知識を習得するための科目をバランスよく配置する。 |
ディプロマ・ポリシー
健康プロデュース学部は、学位を授与するにあたって、次のような要件を学生が満たしていることを求めます。
知識・理解 | 「健康」に関する基礎的知識を持ち、時代の要請や人々の価値観によって変化する健康概念を理解している。 |
思考・判断 | 新しい健康観とはどのようなものか、多様な視点から大局的に考えることができる。 |
関心・意欲 |
新しい健康観を創り出すことに関心を持ち、そのために必要な知識や技能を獲得し、向上しようとする意欲を持つことができる。 |
態度 |
「健康」を創り出す専門家としての実践力を高める努力を継続することができる。 |
技能・表現 | 「健康」を創り出すために獲得した知識・スキルを、健全な倫理観を持って、人と社会のために活用することができる。 |
健康栄養学科 | 知識・理解 食の専門家として必要な食や健康・栄養に関する知識を習得し、それらを統合して活用する能力を身につけている。 |
思考・判断 食や健康・栄養に関する情報に対して専門知識に基づいた的確な判断力、批判的な思考力や理論的な表現力を持ち、他者とコミュニケーションを図り、協働的に結論を導き出すことができる。 |
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関心・意欲 医療・福祉・教育の現場における多様な事象に対応するための実践的能力を向上させるために、自律的に深く追求しながら学ぶ力を身につけている。 |
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態度 食や健康・栄養に関する知識や技術および指導力の向上を自らに課すことができ、食の専門家としての規範意識や責任感を身につけている。 |
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技能・表現 食や健康・栄養に関する情報または研究成果を活用して、柔軟で適切な指導・教育や地域貢献できる能力を身につけている。 |
こども健康学科 | 知識・理解 保育専門職としての確かな専門性を身につけている。現代および将来の保育や健康課題に対処するために必要な知識を身につけ、その意義を理解している。 |
思考・判断 保育専門職として相応しい職業倫理観を持っている。地域社会のために幅広い視野で問題解決できる。 |
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関心・意欲 いろいろなことに「気づく目」「感じる心」を持っている。現代社会の様々な問題に関心を持ち、専門職として考え、意欲的に行動できる。 |
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態度 保育専門職として、子どもの健康に関する様々な問題を総合的に把握することができる。豊かな人間性を備えた未来志向の実践者として努力することができる。 |
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技能・表現 獲得した知識とスキルを活用して、家庭や地域と連携し、子どもの健やかな成長に貢献することができる。 |
心身マネジメント学科 | 知識・理解
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思考・判断
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関心・意欲
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態度
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技能・表現
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健康鍼灸学科 | 知識・理解
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思考・判断
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関心・意欲
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態度
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技能・表現
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健康柔道整復学科 | 知識・理解 西洋医学を基礎とした「柔道整復学」の成り立ちと学問体系を十分に理解している。 柔道整復師国家試験に合格するために必要とされる充分な知識を身につけている。 臨床において、疾患を正確に診察する能力と適正な治療に関する知識を身につけている。 |
思考・判断 収集した患者情報を統合して論理的に思考し、柔道整復術の適否を客観的に判断できる。 患者に最も適した治療方針を立て、適正な治療方法を判断できる。 |
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関心・意欲 柔道整復学領域のみではなく、その修得に必要とされる幅広い周辺の医学分野全般に強い関心をもつことができる。 その必要性を理解した上で、必須とされる知識の探求を意欲的に行い、積極的にチーム医療に参加することができる。 |
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態度 医療従事者としてふさわしい態度で、すべての世代にわたる患者に接することができる。 地域に根ざした身近な医療従事者として信頼を獲得し、地域の他の医療機関と連携して地域医療に貢献できる。 |
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技能・表現 各種の検査・物理療法機器を適切に選択し、その操作に習熟して使用することができる。 それぞれの部位による骨折・脱臼・捻挫等に対して適切な診察および確実な整復・固定ができる。 患者に対し予後や合併症を十分把握したうえで、QOL(生活の質)を向上のための適切な援助とアドバイスができる。 他の医療従事者と適切なコミュニケーションを計り、医療の連携に向けた関係を構築することができる。 |