健康科学部長
濱松 加寸子
広がるフィールドでキャリアを磨き、地域医療の担い手に。
本学部が育成する看護師・理学療法士は、共にチーム医療の一端を担う重要な医療専門職です。学部合同でチーム医療について学ぶ授業など、現場経験が豊富な教員のもとで4年間じっくり専門知識・技能を身につけていきます。また、実践力を養成する臨地実習の受け入れ施設も県内で100%確保されており、多様な現場で生きた医療・保健・福祉を学ぶことができます。さらに、ボランティアをはじめ地域での活動が活発な本学では、学外でも多くの人との出会いと経験を通して人間力を培うことができます。医療専門職にはさまざまな資格・研修制度を活用して、キャリアアップし続ける道が開けており、活躍できるフィールドも病院から保健、福祉施設、在宅医療にまで広がっています。就職先が県内8割の本学部では、就職後に相談にのってもらえる先輩も身近にいることが多く、卒業後も教員がきめ細かくサポートします。医療専門職としてキャリアを磨き続けるやりがいと、地域医療を担う誇りをもって活躍できるよう、本学部が応援します。
本学部が育成する看護師・理学療法士は、共にチーム医療の一端を担う重要な医療専門職です。学部合同でチーム医療について学ぶ授業など、現場経験が豊富な教員のもとで4年間じっくり専門知識・技能を身につけていきます。また、実践力を養成する臨地実習の受け入れ施設も県内で100%確保されており、多様な現場で生きた医療・保健・福祉を学ぶことができます。さらに、ボランティアをはじめ地域での活動が活発な本学では、学外でも多くの人との出会いと経験を通して人間力を培うことができます。医療専門職にはさまざまな資格・研修制度を活用して、キャリアアップし続ける道が開けており、活躍できるフィールドも病院から保健、福祉施設、在宅医療にまで広がっています。就職先が県内8割の本学部では、就職後に相談にのってもらえる先輩も身近にいることが多く、卒業後も教員がきめ細かくサポートします。医療専門職としてキャリアを磨き続けるやりがいと、地域医療を担う誇りをもって活躍できるよう、本学部が応援します。
ページ内目次
目的
健康科学部は、幅広い教養と豊かな人間性を身に付け、看護学や理学療法学の専門知識と技術の修得のみならず、医療を支える優れたケアを提供するための最善の仕組みを創造し、実践する能力を有する人材の育成を目的とする。
- 看護学科は、看護学の専門知識と技術に加え、医学的・科学的根拠に基づいた適切な判断能力と問題解決能力を有し、他の医療専門職と連携を図りながら包括的な医療・保健サービスを実践できる人材を育成する。
- 静岡理学療法学科は、理学療法学の専門知識と技術に加え、医学的・科学的根拠に基づいた適切な判断能力と問題解決能力を有し、他の医療専門職と連携を図りながら包括的な医療・保健サービスを実践できる人材を育成する。
アドミッション・ポリシー
健康科学部は、看護学及び理学療法学それぞれの専門分野の枠を超えて医療専門職として求められる知識や技術、人間性を備え、保健医療福祉の場での活動を通して、地域社会に貢献したいという意欲を持つ学生を求めます。
看護学科 | 看護学科は具体的に次のような学生を求めます。
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静岡理学療法学科 | 静岡理学療法学科は具体的に次のような学生を求めます。
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カリキュラム・ポリシー
社会人として深い教養と幅広い知識を養い、知徳を兼備した医療専門職の基盤となる教養教育科目を配置する。複雑化する保健医療福祉における責任と役割遂行のための適切な判断力・問題解決力を養うことができるように、専門基礎科目、専門科目を配置する。専門的知識・技術の実践ができるように演習科目、実習科目を配置する。保健医療福祉領域の専門職と協働し変化する社会の要請に応えるために、看護学科、静岡理学療法学科の学生がともに学ぶことのできる、学部共通の教養教育科目、専門基礎科目、専門科目を配置する。
看護学科 | 医療専門職として深い教養と幅広い知識を養い、知徳を兼備した看護専門職の基盤となる教養教育科目を配置する。複雑化する保健医療福祉分野において、看護師としての責任と役割遂行のために、必要な生命の尊厳や人権の尊重を基盤とした人間を理解する能力や、適切な判断力・問題解決能力を養うことができるように専門基礎科目・専門科目を配置する。 修得した知識を活用して、看護技術を展開できるための演習科目を配置する。臨地場面で看護の対象である人々とかかわり、専門的知識・技術を統合し実践できるために実習科目を配置する。さらに、看護師として必要な倫理観・看護観を育くみ、豊かな人間性を身につけさせる。保健医療福祉領域の専門職と協働し、変化する社会の要請に応えるために、静岡理学療法学科の学生とともに学ぶことのできる、学部共通の教養教育科目・専門基礎科目を配置する。 |
静岡理学療法学科 | 1年次には、理学療法士として必要である生命、健康、社会、文化、コミュニケーションへの理解を深めるための基礎教育科目と、人体の構造と機能の理解を深めるための専門基礎科目を配置する。 2~3年次には、病態(病気)と障害を理解し、さらに保健医療福祉の理解を深めるための専門基礎科目を配置する。また、理学療法の基礎的知識・技術、それぞれの領域に特化した理学療法評価および技術を学ぶための専門科目を配置する。 4年次には、学んだ知識・技術を、臨床の現場でどう活用するのかについて学ぶ専門科目を配置する。また、チーム医療の一員として他の専門職と協働することを学ぶ専門科目を配置する。 臨床実習は、1・2年次に理学療法士への動機付けを目的に見学・体験実習を設ける。理学療法における評価および治療の習得を目的に、臨床実習Ⅰ・Ⅱを設置する。 |
ディプロマ・ポリシー
知識・理解 | 社会人としての深い教養と幅広い知識を修得することができる。そのうえで、医療専門職になるために、必要な知識と技術を身につけることができる。 |
思考・判断 | 医療専門職としての責任と役割を果たすため、複雑化する保健医療福祉における問題を明らかにすることができる。そして、明らかにした問題の解決方法を示すことができる。 |
関心・意欲 | 包括的な保健医療福祉サービスを提供するために、他の専門職と協働し、職種間の連携を考え、その中での自己の役割を自覚できる。また、看護学および理学療法学の発展のために、自己および他の学問領域に関心を持つことができる。 |
態度 | 豊かな人間性を養い、人権や生命に対する深い尊厳の気持ちを持つことができる。また、医療専門職として高い倫理観の下、適切に対応することができる。 |
技能・表現 | 修得した専門的知識や技術を保健医療福祉分野で実践できる。そして、変化する社会の要請に対応するための応用力を身につけることができる。 |
看護学科 | 知識・理解 看護専門職として、専門的な知識を土台に、人を包括的に理解することができる。 |
思考・判断 看護専門職として、様々な健康レベルにある個人・家族・集団の健康課題を見出し、計画的に看護を実践できる。 |
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関心・意欲 看護専門職として、変化する社会の中で、継続的・発展的に自己を向上させるために必要な専門性を探究する意欲を持つことができる。 |
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態度 看護専門職として生命の尊厳を重視し、人権擁護の責務を担う者として、必要な倫理観、豊かな人間性を高めることができる。 |
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技能・表現 看護専門職としての自覚を持ち、様々な職種と連携しながら、ヒューマンサービスを提供できる。 |
静岡理学療法学科 | 知識・理解 理学療法士としての専門的知識、実践力を身につけている。 国際化に対応した知識、視点を身につけている。 |
思考・判断 患者に必要な情報を収集し、状況に応じて適切な判断することができる。 |
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関心・意欲 チーム医療において信頼関係を構築し協働する中で、理学療法士の重要性(役割)を自覚できる。 理学療法の発展のため、臨床の場において疑問や好奇心を持つことができる。 |
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態度 生命に対する深い畏敬の念と倫理観を有している。 |
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技能・表現 自己の専門性を発揮し、実践できる能力を有している。 良好な人間関係を築くため患者・医療従事者とコミュニュケーションをとることができる。 臨床の場において疑問を解決するため、資源(文献検索、研究など)を活用することができる。 |