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常葉大学ビジネスチャレンジ 第7回高校生ビジネスプランコンテストを開催/経営学部


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2月9日(土曜日)、第7回高校生ビジネスプランコンテストが常葉大学浜松キャンパストコハホールで開催されました。当日は約100名の来場者を迎え、応募総数145件の中から本学経営学部の教員による厳正な審査を経て、静岡県のみならず、長野県、岐阜県、さらには長崎県から9チームが発表大会(最終審査)に出場しました。
審査は、①実現性、②市場性、③地域性、④独創性、⑤プレゼンテーション力、⑥プレゼンテーションまでの努力度、⑦夢を感じ取れたか、の7つの観点から評価が行われ、グランプリは長崎県立五島高等学校、準グランプリは長野県立松本工業高等学校と加藤学園暁秀高等学校に決定しました。

グランプリを獲得した長崎県立五島高等学校の発表は、「ご島地グルメで五島を救おう」というテーマで、実現性が高く、同時に地域の伝統食材、現在のトレンド、そしてユニークなアイディアが融合され、非常に細かくかつ具体的にビジネスプランが検討されていました。特に、①問題意識として、島内で生産されている農産物や海産物の多くが島外で加工食品等に流通されている点を主張したこと、②若年層への開拓を広げるためにピッツァの開発に注目し、チーズ以外はすべて地元の食材で賄えるように試行錯誤を繰り返し、既に試食会や商品化への検証を進め、各種メディアからも評価を受けていること、③単に販売するのではなく、材料を集めた「キット」として手軽に作れるように工夫し、且つ農産物や海産物の個人宅配と連携するというユニークな販路を提案している点が高く評価されました。

準グランプリを獲得した長野県立松本工業高等学校は、「CtoB!で!新感覚ショッピング!!!」というテーマで、事業の実現化には参加企業へのリスクに対する説明及び修正等の課題はあるものの、斬新なアイディアで既存の概念にとらわれず、かつ実現すれば市場拡大への期待が見込める点が評価されました。具体的には、①消費の個人化、多様化が進んでいくなかで、コストがかかるカスタマーオーダーメイドに代わるプラットホームを構築できないか、そしてそれをスマートフォンのアプリケーションを活用して実現できないかという既存概念に対する高い問題意識を有していること、②実際にアプリケーションの運用を検証していること、③蓄積されたデータに対するビジネスチャンスの可能性やSDGsに対する社会貢献等、ビジネスモデルの汎用性が期待されていることなどです。
同じく準グランプリを獲得した加藤学園暁秀高等学校は、「潜在労働力を活用した革新的子育て支援!」というテーマで、アメリカやタイでの実生活から学んだ視点でアメリカ式ベビーシッターのビジネスモデルを日本に導入するための可能性を検討し、日本の子育て支援を新しい視点で解決するという時宜を得た内容でした。評価された点は、①潜在労働力に着目し、高齢者や専業主婦に目を向けていること、②敢えて高いサービスの品質を求めるのではなく、待機児童問題の解決や女性及び高齢者の社会進出促進を狙ったソーシャルビジネスをモデルにしていること、③これらの実現に向けてアプリケーションを用いた需要と供給のマッチングを提案していることなどです。
どの高校も、若者のアイディアあふれる発表となりました。審査結果は下記の通りです。
高校名・チーム名 発表タイトル
グランプリ 長崎県立五島高等学校
五島ピザ開発委員会
ご島地グルメで五島を救おう
(街おこし部門)
準グランプリ
(浜松いわた信用金庫賞)
長野県松本工業高等学校
工業男子
CtoB!で!新感覚ショッピング!!!(店づくり部門)
準グランプリ
(遠州信用金庫賞)
加藤学園暁秀高等学校
ユヤノン
潜在労働力を活用した革新的な子育て支援!(街おこし部門)
(第7回高校生ビジネスプランコンテストの概要についてはこちら


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