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掛川市体育協会と連携しこどもの運動の機会をプロデュース/心身マネジメント学科 吉田ゼミ


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本年度、6月~8月にわたり、健康プロデュース学部の吉田早織准教授とそのゼミ生が、掛川市大坂小学校で小学生を対象に、“プレスポ”教室体験会を行いました(計5回実施)。 これは、遊び(play)と運動(sport)を組み合わせた運動教室で、掛川市体育協会との共同で実施されました。
近年、運動する子としない子の2極化や、早期種目選択によるスポーツ傷害や運動能力の偏りなどの課題が考えられます。そこで、こどものうちに多様な運動を経験し、その後も運動やスポーツを楽しむ基盤を作ることを目的にこの教室が企画されました。楽しみながら運動の基礎となる「走る・投げる・跳ぶ」など運動の基本動作のスキルアップや、判断力・集中力・思考力などの認知機能の向上、またコオーディネーショントレーニングによる身のこなしの改善を目指しています。

体験会では、リングを使って的当てをすることで、ゲーム感覚で力加減を磨いたり、決められたテンポやステップでこのリングをジャンプで超えていき、リズム感を養ったりしました。また、スラックレール(不安定なスポンジ)上を歩いてバランス能力を養ったり、その他、様々な運動が展開されるため、こどもたちは飽きることなく集中して運動しています。
子どもたちからは、「楽しい」「面白い!」「もっとやってみたい!」という声もあがりました。また、この教室のサポートをする吉田ゼミの学生たちも、本気で楽しみながらこどもたちの指導にあたり、指導の実践の場となっています。また、こどもたちから多くの気づきと笑顔と、エネルギーをもらっています。
本教室は、9月から定期開催となります。多くの子どもたちに、子どもの頃の運動体験の大切さを伝えていきたいと思います。

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