長野市穂保で災害支援活動を行いました／ThunderBirds

11月7日（土曜日）浜松キャンパスのボランティアサークルThunderBirdsが、台風19号災害支援のため、長野市穂保地区で活動しました。穂保地区は千曲川の氾濫により大規模浸水に見舞われた最も被害の大きかった地区です。災害から1か月が経とうとしていましたが、未だに浸水した自動車の撤去作業や、家屋に流れ込んだ泥のかき出しに追われていました。
今回は、日本財団学生ボランティアセンターGakuvoからの支援を受け、ボランティアバスで出発。早朝、長野市穂保のりんごサテライトに到着し、2班に分かれて活動しました。

民家での活動は、床下に溜まった土砂を出す作業や、床上浸水のために腐食した壁を壊す作業を行いました。一日がかりで床下の泥をかき出しましたが、全部の泥を出すことはできず、民家を後にしました。家主はリンゴ農家を営んでおり、畑は全く手つかずの状態で「来年は実をつけることができるか心配だ」と語ってくれました。
活動した松下航大さん（経営学部2年/長野県出身）は、「一番印象に残ったのは、庭に落ちているリンゴを拾う作業だった。地に落ちて泥まみれになったリンゴを見て、こうも簡単に食べられなくなってしまうことや、丹精込めて作った農家さんが悲しんでいた姿を思い、災害に向き合う気持ちが自分に足りていなかったということを痛感した」と報告書に記しました。
ThunderBirdsは12月に報告会を行い、報告書をまとめる予定です。
今後も長期休暇を利用して継続的に活動していきます。

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