静岡市×常葉大学冊子『静岡地域のテレワーク働き方改革最新事例集』を刊行しました／経営学部　小豆川ゼミ

経営学部小豆川ゼミのメンバー18名が、静岡地域でテレワーク・働き方改革に積極的に取り組む10企業・団体（市内9企業・団体、県内1企業）を訪問・ヒアリングし、先進事例集としてまとめました。（静岡市と常葉大学との連携事業）
誌面には各企業・団体のテレワーク導入の経緯、特徴やメリット・課題、従業員の方々の声などが掲載されています。

テレワークは、「ICT(情報通信技術)を活用した、時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方」で、在宅勤務、モバイルワーク、サテライトオフィス勤務の総称です。
企業にとっては、「生産性の向上」や「働き方改革」、個人にとっては「通勤負担の軽減」や「ワーク・ライフ・バランスの実現」、社会にとっては「労働力人口の減少への対策」や「都市と地方の格差を是正」して地方創生につながることが期待されています。
今般の新型コロナウイルス感染拡大では、BCP（事業継続計画）対策や感染リスクの回避、ソーシャル・ディスタンスの実効策として注目され、今まで実施しなかった企業でも導入が進みました。
ゼミ学生は、地域の企業・団体と交流し、経営戦略と関連づけたテレワーク、働き方改革の取り組みを学ぶとともに、直接企業や従業員のお話を伺うことで、現状・課題や今後の多様な働き方の可能性を実感しました。

静岡市では、本冊子を「首都圏企業の市内へのサテライトオフィス誘致」や「移住・定住の促進」など、首都圏企業・個人に対する PR イベント等で活用します。

※本調査研究・事例集作成は「令和元年度　ふじのくに地域・大学コンソーシアムゼミ学生等地域貢献推進事業」を活用しています。