グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



賀茂郡松崎町石部にて棚田の草取りに参加しました/社会環境学部


ホーム >  News&Topics >  賀茂郡松崎町石部にて棚田の草取りに参加しました/社会環境学部

本学社会環境学部の学生が地域連携事業として静岡県賀茂郡松崎町石部にて8月21日(金曜日)、22日(土曜日)の2日間にかけて棚田の草取りに参加しました。
あらかじめ保存会の方々が刈り取り田んぼ内に残したままにしてある草を、私たち学生が取り除き、それと同時に田んぼ内の土をならしながら整える作業を行いました。刈られた草を取り除かずにいると田んぼ内の水の流れが妨げられ、すべての田んぼに水が回らなくなってしまいます。田んぼの水の回りをよくするためにもこの作業は重要となります。暑い中、過酷な作業となりましたが、大変なことばかりではなく昼食の時間は小川が流れる日陰で涼み、作業中は持参したペットボトルのお茶を棚田に流れ込む冷たい水で冷やすなど、棚田限定の自然を満喫してきました。
今回の2日間は、新型コロナウイルス対策のため、宿泊を避けた日帰りでの参加としました。作業時間を少しでも長く確保するためフェリーを利用しました。いつもとは一味違った参加の仕方でしたが、帰りのフェリーから見える夕日と海の絶景や、船内で販売されているたこ焼きを一日の作業が終わった後に食べる時間は格別でした。
石部棚田では高齢化や、担い出不足といった課題から保存体制が見直され、去年から「石部棚田振興協議会」が設立されました。これは、今まで石部地区が保存してきた棚田を、松崎町全体で保存することで棚田の保存体制を強化することを目的とされています。私たち学生も石部棚田を通して保存会の方々だけでなく松崎町の多くの方々と交流し、絆を深めていきたいと思います。


ページの先頭へ戻る