グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



松崎町石部地区の石部の棚田にて畦塗りを行いました/社会環境学部


ホーム >  News&Topics >  松崎町石部地区の石部の棚田にて畦塗りを行いました/社会環境学部

本学社会環境学部の学生が地域連携事業として静岡県賀茂郡松崎町石部地区にある「石部の棚田」にて畦塗りを行いました。4月24日(土曜日)、25日(日曜日)、5月3日(月曜日)の3日間にかけて、延べ100名の学生が参加しました。
今回の畦塗りでは、田んぼに張った水が漏れないようにするために、畦に泥を積みあげて整形します。この畦づくりがしっかり行われていないと夏には畦から水が漏れてしまい、稲が育たなくなるので1年で最も重要な作業です。学生は畦を作るために泥だらけになりながら作業に励んでいました。
また、今回は「NPO法人棚田ネットワーク」の方々が継承している「簑口」(写真)を見学させていただきました。「簑口」とは稲わらで作る水の落し口のことで、緩やかに水が落ちることから田んぼの粘土層が守られる上に、徐々に朽ちていく稲わらの養分が美味しい米作りにも役立っているそうです。現在では全国的にもあまり例がないというこの伝統技術に、石部地区の歴史を感じました。このような伝統を守るためにも、これからも保全活動を続けていきます。

簑口


ページの先頭へ戻る