10月13日、保健医療学部 学部長 矢澤生教授が、 神経内科医としての立場から「神経変性疾患」と「認知症」について講演しました。
講演では、認知症はヒト固有の中枢神経系の病態であるとし、特に中枢神経系に起こる加齢と疾患との関係について述べたあと、健康な長寿社会を迎えるために、どのような準備が必要かをお話しされました。
また、様々な認知症の病型について説明し、この中でも治りやすい疾患と、治りにくい進行性の病態である神経変性疾患があることを紹介しました。最後に、矢澤教授は、高齢化とともに認知症の患者数は増加することが予想されるが、新しい治療薬の開発に関する研究やヒトの「神経変性」の病態を模倣するモデル動物の研究、創薬研究は着実に進歩していると説明し、新しい認知症に関する展開が期待されると結びました。
参加者はメモを取り、空き時間には積極的に質問をするなど、関心の高さを伺うことができました。
市民アカデミーは全9講座が開講されており、浜松市内の大学が連携し、生涯学習の機会を創出しています。
講演では、認知症はヒト固有の中枢神経系の病態であるとし、特に中枢神経系に起こる加齢と疾患との関係について述べたあと、健康な長寿社会を迎えるために、どのような準備が必要かをお話しされました。
また、様々な認知症の病型について説明し、この中でも治りやすい疾患と、治りにくい進行性の病態である神経変性疾患があることを紹介しました。最後に、矢澤教授は、高齢化とともに認知症の患者数は増加することが予想されるが、新しい治療薬の開発に関する研究やヒトの「神経変性」の病態を模倣するモデル動物の研究、創薬研究は着実に進歩していると説明し、新しい認知症に関する展開が期待されると結びました。
参加者はメモを取り、空き時間には積極的に質問をするなど、関心の高さを伺うことができました。
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