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2020東京パラリンピック・ブラジル代表選手に「音」で浜松の魅力を発信しました/経営学部 村瀬ゼミ


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12月8日(水曜日)、経営学部村瀬ゼミの3年生が、リモートによる国際交流を行いました。学生は、浜松の魅力を発信する動画を製作し、ブラジルパラリンピック委員会の協力の下、東京パラリンピックに出場したブラジル代表選手との交流会を企画しました。
 浜松市は2020年東京オリンピック・パラリンピックにおいて、ブラジル代表選手の事前合宿を受け入れるホストタウンに認定されており、浜松キャンパスでは男子ゴールボール選手の受け入れを行いました。事前合宿期間中は、新型コロナウィルス感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響により交流が叶いませんでしたが、今回、金メダルを獲得した男子チームに祝意を伝え、改めて浜松市の魅力を発信することを目的に、学生が主体となり交流プログラムを企画しました。

ゴールボール選手は、視覚障害のある方がプレーする競技であることから、学生は浜松市の魅力を「音」で紹介する動画をポルトガル語の解説付で製作したり、音で日本の文化を発信するクイズで楽しんだり、フルートやクラリネットで日本のポップソングを披露したりしました。

特に動画では、浜松市で生産が盛んなピアノの音、浜松餃子を焼く音、国の登録有形文化財に指定されている天竜浜名湖鉄道の転車台の稼働音、浜松まつりの雰囲気など、5分間で浜松市の魅力について、クイズを交えながら視覚障害の方でも楽しめるように工夫をしました。
 
小山李美さん(経営学科3年)は「実際に対面で交流が出来なかったのは残念でしたが、動画を楽しんでみてくれて良かったです。」と話していました。また、この交流会に参加をしてくださった男子ゴールボール、金メダリストのLEOMON MORENO DA SILVA(レオモン モレノ ダ シルバ)さんは、「目が不自由で浜松がどのような場所なのかを知ることは難しいが、動画の音を聞いて想像することができました。ゴールボールが金メダルだけでなく、日本を知り、皆さんと交流できるチャンスを与えてくれたことをとても幸せに思っています。」と感想を述べてくださいました。

*当日の様子は中日新聞2021年12月9日付朝刊に掲載されました。
*本プロジェクトは、本学で実施している「とこは未来塾 –TU can Project」(令和3年度)に採択された事業です。

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