1月26日（水曜日）、経営学部 小豆川ゼミの3年生と2年生（23名）は、富士市のコワーキングスペースWORX富士において、
サイクリングマップ『ふじeサイクル☆for bicycle lovers☆ 』完成報告会を実施しました。
当日は、富士市スポーツ振興課、産業政策課、マップ制作でお世話になったデザイナーの小泉智秋様、そして報道の方々にご参加いただきました。

本事業は、「令和3年度　ふじのくにコンソーシアムゼミ学生等地域貢献推進事業」の採択を受け、富士市の「自転車活用推進事業」の施策を一層推進するため、大学生の発想力と行動力を活かして地域活性化に貢献することを目的に実施したものです。

プロジェクトではまず、マーケティング施策としてe-Bike等を活用した地域活性化を捉え、ターゲットや施策内容、施策のもたらす効果等について検討を行いました。
あわせて全国の自転車を活用したまちづくりの先行事例を調査・分析し、成功事例の共通点・特徴をメンバーで共有しました。
これらを踏まえて、初心者・中級者を対象に具体的なサイクリングルートを企画し、フィールドワークを実施しました。
フィールドワークでは、実際に自転車に試乗しながらおすすめの観光スポットや飲食店を取材するとともに、e-Bikeおよびコースの検証を行い、課題および地域への提案をまとめました。
サイクリングマップ「ふじeサイクル☆for bicycle lovers☆」は全体の成果として制作したものです。
当日の報告会では、全体の概要説明に続き、代表のゼミ生が先行事例調査報告、フィールド調査報告、マップの説明と富士市へのご提案を、実際にコースを走ったリアルな声を交えて紹介しました。
マップは富士市サイクルステーションにて、レンタサイクルを利用する市民や観光客に配布されるほか、今後開設する同ステーションのホームページにも掲載される予定です。