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ボードゲームでSDGsを学ぶワークショップをふたつの小学校で行いました /外国語学部・造形学部


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加藤学園暁秀初等学校でのWS 手前に見えるのが「FLOW」
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SDGsの取り組みを学ぶことができる協力型ボードゲーム「FLOW」を使って、小学校でワークショップ(WS)を行いました。「FLOW」は明治時代の静岡県、天竜川の材木と伊豆半島の石(伊豆石)の取引を題材としています。山に木を植えると、川の防災に役立ち、育った木は材木となります。そして得た利益でまた木を植えたり、石の蔵を建てたりします。こうして資源と経済が循環する持続可能(サスティナブル)な関係性を学ぶことが目的です。

11月4日(金曜日)、沼津市の加藤学園暁秀初等学校でのWSは「伊豆石文化探求会」の剣持佳季さんのご紹介で実現しました。6年生50名に対し、造形学部の学生7名と外国語学部・ピーター・ハーディケン准教授、造形学部・土屋和男教授がWSを行いました。この小学校は英語イマージョン教育を行っており、WSはバイリンガルで行われました。
11月22日(火曜日)、浜松市立中ノ町小学校では、5年生50名に対し、外国語学部3名、造形学部7名の学生と、土屋教授がWSを行いました。ここは天竜川の治山治水につくした金原明善の出身地で、今も伊豆石の蔵が多数残る地域です。こちらは蔵の活用に関わる堀内秀哲さんのご紹介で実現しました。

どちらの小学校でも、趣旨を説明後、5名ずつに分かれてゲームをしましたが、子供たちのゲームへの理解が早いことに驚きました。2回目では難しくする方法まで自分たちで考えていました。プレイ後の話合いでも、積極的な質問や意見が多く出て、ゲームを楽しむだけでなく、治水と治山の関係、林業・木材流通のあり方、適切な取引による循環型経済、地域遺産としての伊豆石の蔵など、多岐にわたるSDGsとの関係も理解してくれたようでした。

加藤学園暁秀初等学校でのWS
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浜松市立中ノ町小学校でのWS
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