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健康科学部講演会『知っておきたい子宮頸がんとワクチンのこと』が開催されました/健康科学部


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2023年7月27日(木曜日)、講師に静岡赤十字病院 第二産婦人科部長の市川義一先生をお招きし、健康科学部講演会『知っておきたい子宮頸がんとワクチンのこと』が開催されました。
講演会は対面・オンラインでの同時開催であり、健康科学部の学生、水落キャンパスの教職員が参加しました。

市川先生は講演の中で、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって多くが発生する、子宮頸がんの成り立ちや治療に伴うQOLの変化など、丁寧に説明されました。さらに、HPVワクチンの有効性やHPVワクチンが他のワクチンと比べて特別に重い副反応が起こりやすいわけではないこと、世界では子宮頸がんよりもHPV感染で発生する男性の中咽頭がんの罹患数の方が多く、HPV感染は決して女性だけの問題ではないことなどを、図や表を使いながらわかりやすく説明され、参加者にとって学ぶことの多い有意義な講演会となりました。

厚生労働省は、2022年4月に「HPVワクチン接種の積極的な勧奨」を再開しました。現在17歳から25歳の女性は、特に接種漏れの多いキャッチアップ世代であり、2025年3月まで無料でHPVワクチンを接種できます。在学生は、まさにこのキャッチアップ世代にあたります。HPVワクチンは2025年の3月までに間隔をあけて3回接種する必要がありますので、接種を希望される方はなるべく早く行動しましょう!


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