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個人の「強み」で企業の「悩み」解決へ:富士市における副業・兼業人材の活用事例集を刊行しました/経営学部 小豆川ゼミ3年


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経営学部 小豆川ゼミ(3年)18名は、ふじのくに地域・大学コンソーシアム『令和5年度ゼミ学生等地域貢献推進事業』に採択され、『富士市における中小製造業の業務改善調査(副業・兼業やDXの導入による効果)』に取り組んできました。
この度、その成果として富士市における副業・兼業人材の活用事例集を刊行し、富士市ホームページにおける発信を行うとともに、今後、パンフレットは、富士市地域産業支援センター(Beパレットふじ)、各種セミナー等で配布することになっています。

2月10日(土曜日)には、第9回ふじのくに地域・大学フォーラム(静岡文化芸術大学にて開催)において、代表の3年佐々木蓮さん、鈴木菜々美さん、池ヶ谷瑠那さんが成果発表を行いました。当日は、全体概要、事前研究、研究の成果、本研究の課題と提言、課題提出者(富士市)からの評価の構成で発表し、コメンテータから評価をいただくとともに、会場参加者との質疑応答を行いました。

2020年8月、小長井義正富士市長は『富士市デジタル変革宣言』において、テレワーク先進都市の実現を目指すと表明して以降、総合的なDX、テレワーク推進のための取組を行っています。市内の企業では、製造の効率化を図りたい、マーケティングを本格的に行っていきたい、など様々な課題がありますが、解決するための技術やノウハウがない、人員や資金が足りないという様々な障害があるのが現状です。副業・兼業人材の活用はその解決策の一つで、関係人口の増加、中小製造業を中心に市内企業の成長発展に資することが期待されています。
プロジェクトは、5つのグループに分かれ、1)副業・兼業の活用を推進する支援機関・支援者、2)副業・兼業を活用する実施者(受入れ企業・団体等、副業・兼業人材)へのインタビューを行いました。活用事例集は、活用の意義や背景、取組内容、活動成果をとりまとめたものになっています。

富士市における副業・兼業人材の活用事例集のダウンロード

課題提出者(富士市)からは、以下の評価をいただきました。
本市が提案した『中小製造業の業務改善調査(副業・兼業やDXの導入による効果)』に参画いただき、ありがとうございました。
富士市内企業は人口減少による人手不足のため、業務の効率化を行うことが必須となっています。副業・兼業は低コストで業務の効率化を図れますが、導入する企業はまだ多くありません。今回の調査で先行して導入している事例が明確化され、この調査結果をモデルに市内企業への導入をさらに進めていきます。
(富士市 産業交流部産業支援課)
※本事業は、令和5年度『ふじのくに地域・大学コンソーシアムゼミ学生等地域貢献推進事業』を活用し、令和4年度第2次補正予算『内閣府デジタル田園都市国家構想推進交付金』の助成事業と連携して実施しました。

<本プロジェクトの体制>

課題提出者 富士市 産業交流部 産業支援課
企画・制作 常葉大学 経営学部 小豆川ゼミ・研究室 3年18名
赤堀裕斗 飯野太一 池ヶ谷瑠那 石川優月 大棟奈々美 加藤純香 小林穂乃香 坂野莉流 佐々木蓮 柴田真奈
鈴木奈々美 鈴木伶奈 田口真衣 多々良朱里 一杉空河 益富咲菜 望月陽向 渡邊柊斗
協   力 株式会社JOINX、富士このみスタイル・このみ会、 富士信用金庫、コニカミノルタジャパン株式会社

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