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『国際協力』の授業において講演を行っていただきました/外国語学部


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7月8日(月曜日)『国際協力』の授業において、一般社団法人ゴスペルエイドの支部組織であるNPO法人バディカフェの代表理事ウィリアムズ・ゆり氏とネパールの現地スタッフでえあるサリータ・バディ氏にご講演をいただきました。

一般社団法人ゴスペルエイドは、ネパールの被差別民族であるバディ族における子供たちの救出や支援を行っています。また、その支部組織であり、販売部門であるNPO法人バディカフェは、継続的に現地に支援を行うため日本において焼き菓子などを販売し、その売上をネパールのバディ族の支援に充てている団体です。
今回の講演ではサリータ・バディ氏に英語による講演をしていただき、ウィリアムズ・ゆり氏にその通訳をご担当いただきました。
サリータ・バディ氏からは、貧困に向き合いながらも日本からの支援を得た際に、獲得した人生の選択肢 というチャンスを活かすことができた経験等を写真等を交えながらお伝えいただきました。学生には、「日本に生まれた皆さんには、多くの選択肢やチャンスがあるので、それをぜひ活かしてほしい」というメッセージが送られました。

学生の感想には、「『貧しさ=選択肢がない』という言葉が印象に残っています。自分に選択肢があるということに感謝しながら自分の夢に向かって努力しようと思いました」「サリータさん、ウィリアムズゆりさんの『自身がしてもらったことを他の人に還元したい』という考えに、私はとても共感しました。自分がどれだけ恵まれているか、もしくは貧しいかは今回のようなお話を聞かなければ実感できません。私は恵まれた環境にいるというのが身に沁みてわかりました。この状況を知った上で何ができるのかをよく考えたいと思います」「今日のお話を聞かせていただいて今の私たちがどれだけ恵まれているのかを実感することができた1時間半でした。家族やお金、学べる環境が整っていることがとても素晴らしいことだと感じました。ネパールではカースト制度が廃止されたにもかかわらず、まだ根強く差別が残ってしまっているところは日本にいる私たちにもNPOなどの活動などに参加して何か変えることはできないかなと思いました」などのコメントが見られ、サリータ氏の言葉を重く、また前向きに受け止めた感想が散見されました。
学生さん達のコメントには、「自分に何ができるか」というコメントが多く書かれていました。これからの人生において『自分にできる何か』を考えるいい機会となりました。


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