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能登半島被災地支援-心のケア活動-を実施しました/ボランティアサークル ThunderBird・健康科学研究科


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8月8日(木曜日)~10日(土曜日)、浜松キャンパスのボランティアサークルThunderBirdsの学生と健康科学研究科の学生等12名は、日本財団ボランティアセンターとの共催で能登半島地震の被災地である輪島市および穴水町で『心のケア活動』を行いました。

輪島市では、NPO法人グッドネイバーズさんの企画する『わじまグッド輪(サークル)』に参加させていただき、地元の小学生が取り組んできたワークショップの発表を聞いたり、学生が企画するレクリエーションで参加者との交流を深めました。ワークショップで制作したジオラマ『私たちの街』をテーマに、子どもたちの好きな食べ物でできた建物やバスケットボールコートなどが作られ、夢や希望にあふれた作品となっていました。

穴水町では由比ヶ丘地区にある仮設住宅を訪問し、NPO法人レスキューストックヤードさんが運営する『ぼら街亭』で『とこはわくわく元気プロジェクト』と題して、寄り添いカフェ・工作・カードゲーム・エクササイズなど企画し、80名を超える仮設住宅やその周辺住民の方との交流を楽しみました。来場されたときには、口数も少なく、遠慮気味だった方も帰り際には笑顔がこぼれていました。また、この仮設住宅では、住民宅への訪問も随時行っており、配布物を持ちながら1軒1軒訪問し、様子に変化はないかヒアリングをしたり変化を書き留めたりする活動にも参加しました。

さらに、浜松キャンパスで回収した支援物資や募金は、NPO法人レスキューストックヤードの理事である浦野氏にお渡しすることができました。浦野氏は「ここには地元を離れて、単身で避難されている方が多い。災害関連死を少しでも防ぎたい」と話されていました。
仮設住宅に住んでいらっしゃる方からは、「友達を作りたい」「一人暮らしのため気持ちを発散する機会が欲しい」「今回のようなイベントは必要」などという声が多く聞かれ、コミュニティの必要性を感じました。
その他、この活動では、石川県産業創出支援機構の西村氏、宮地交流宿泊施所の多田氏、輪島市児童センター所長、民宿海辺の天野氏、コーディネーターの岩本親子から貴重な被災体験を伺うことができました。

被災地では幹線道路の復旧が優先され、倒壊した建物の撤去や人通りの少ない箇所については、ほとんど手が付けられていない状況です。
災害を自分事にとらえ、防災・減災への意識を高めていきたいと感じました。


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