ブラジル音楽家のデル・フェリス氏(Del Feliz Ramos de Oliveira Santos)が来日し、10月29日(火曜日)に本学の外国語学部グローバルコミュニケーション学科の授業(1年生向けポルトガル語)で特別講演を行いました。本講演は在浜松ブラジル総領事館の企画により実現しました。
デル・フェリス氏
フェリス氏は、ブラジル北東部バイーア州の出身で、北東部で人気の音楽ジャンル『フォホー』(Forró)のシンガーソングライターであり、『ブラジル北東部文化広報大使』です。授業では、ヨーロッパ、先住民、黒人の文化が融合して形成された北東部文化の特徴、熱帯の半乾燥地帯という厳しい自然環境に住む人々の生活や祭り、民族音楽フォホーの歴史やリズム、そして、フェリス氏の人生における音楽との関わりについてお話しくださいました。聴講した学生からは、北東部の食文化の特徴や、北東部の大学生の日常生活、フォホーの歌詞の内容に関して質問がありました。また、参加者全員で、フェリス氏の手ほどきを受けながら、音楽に合わせて、フォホーのステップにチャレンジしました。
フェリス氏は、音楽を通じて他者と思考や感情を共有できることや、音楽には人々に希望や勇気を与える力があることを強調していました。
フェリス氏は、音楽を通じて他者と思考や感情を共有できることや、音楽には人々に希望や勇気を与える力があることを強調していました。
デル・フェリス氏による講演
ダンスのステップの練習
学生からの感謝の言葉
全員で記念撮影
学長表敬訪問
講演後には江藤秀一学長を表敬訪問し、ブラジル北東部の音楽の文化遺産としての重要性や、静岡県内の大学やブラジル人学校を通じた若い世代へのブラジル文化の普及への期待を話題に懇談しました。
今後も、学生のポルトガル語への学習意欲やブラジル文化への関心を深める機会を創っていきたいと思います。
今後も、学生のポルトガル語への学習意欲やブラジル文化への関心を深める機会を創っていきたいと思います。
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