11月12日(火曜日)、令和6年度外国語学部言語文化研究会講演会を開催しました。講師として、株式会社マザーハウスの地方中核都市エリアマネージャー 蒲 元樹 様をお招きしました。
マザーハウスは、『途上国から世界に通用するブランドをつくる』という理念で、『フェアトレード』を根本から作ろうと、バングラデシュにジュートの作業場を作るところから始まりました。今では、現地で働く人々にとって『第二の家』と呼ばれるような、福利厚生の整った工場をアジア各地に作り、労働者には正当な対価を支払うシステムを基にビジネスを展開しています。その根底には、徹底した現場主義があります。発展途上国で創り出したビジネスモデルを応用して、地方の資産を活かす活動も行っています。2024年10月末に、松坂屋静岡支店にマザーハウスが出店ました。これを機に、地元の企業とともに、三保の松原の松葉を修善寺和紙に混ぜてタイルにする活動を進めています。『お店をただつくるだけでなく、その地域の歴史、文化、技術をつないでいく』という理念を、静岡においても実践しています。
質疑応答では、参加した学生および教職員から次々と質問があがり、参加者の関心の高さを伺うことができました。
質疑応答では、参加した学生および教職員から次々と質問があがり、参加者の関心の高さを伺うことができました。
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