静岡県企業の気候変動適応策について調べるためJA静岡市様とマンゴー農家の才茂農園様を訪問しました／経営学部林ゼミナール

本学経営学部では、大学が行政、企業、事業者と協力し、地域社会への貢献を果たすため教育および研究活動を行っております。
その一環として、常葉大学経営学部林信濃ゼミナールでは、静岡県環境衛生科学研究所の静岡県気候変動適応センターと協力し静岡県内の気候変動適応策をビジネスとして活かしている企業や事業者の聞き取り調査を行っております。

先日、経営学部林ゼミナールの学生が学外調査活動として、JA静岡市様を訪問いたしました。
近年、顕著となっている気候変動の静岡県の農業に対する影響とJA静岡市様の対策について詳しい説明を受け、学生からも多くの質問をし、理解を深めることが出来ました。
温暖化の影響は静岡県農業のさまざまな分野に影響を及ぼしており、JA静岡市様のように県内の南北にまたがる地域を対象とする場合、手厚いケアが必要になってくるとのことです。気温の上昇だけでなく集中豪雨などによる水の滞留がさまざまな農作物の品質や収量に悪い影響を与えているそうです。
また、JA静岡市様に案内していただいたマンゴー農園（才茂農園様）では温暖な久能街道沿いの特性を活かしたマンゴー栽培に取り組まれています。温暖化している昨今ではありますが、細やかな温度調整などがマンゴーの品質や収量に影響するそうです。そのような努力の甲斐あって、静岡県産マンゴーは高い品質が高評価を得ています。

今後も静岡県内の企業や事業者のユニークな取り組みを研究し、気候変動への取り組みが経済にとっても良い影響を与える事例研究をさらに進めてまいりたいと思います。

なお、今回の訪問は静岡県気候変動適応センターのニュースレターで来年2月に紹介される予定です。

静岡県企業の気候変動適応策について調べるためJA静岡市様とマンゴー農家の才茂農園様を訪問しました／経営学部 林ゼミナール

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