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静岡大学教育学部附属島田中学校において『特別理科授業』が行われました /教育学部 学校教育課程 小田切ゼミ


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令和7年2月14日(金曜日)に、静岡大学教育学部附属島田中学校において『特別理科授業』が行われました。
中学校1年生全員を対象としたこの授業(3学級各1時間)は、大地の成り立ちと変化の学習に『岩石の観察』を位置付けた内容で立案されました。

本学の卒業生でもある、附属島田中学校教諭の大久保正樹先生ご指導の下、学校教育課程小田切教授と同ゼミ生が、高知県を流れる仁淀川の石を教材化して準備を進めてきたものです。

授業では『認識のものさし(類・因果・時系列)』の話を導入に、各班500gの仁淀砂利を分類しながら学びを深めました。授業後のノートからは、「もっと岩石や石のことを学んで、静岡県の地形だけでなく、他のところの地形なども深掘りした追求ができるようにしたい」「基準を色々決めて、たくさんの観点から見ることでこの石はどんなところにあったのか推理することができた。一つの場合に限らずいろんな見方を組み合わせて、新しい考えが生まれることがわかった」「授業を受けて岩石をみる目が変わった。確かに私の家の周りの石は形も特徴的ではないし、綺麗な宝石の色でもないけれど1つひとつに歴史があることも知ることができた」など、興味や関心に応じた素晴らしい感想を聞くことができました。
今後、小田切ゼミでは、ここで得られたデータを詳しく分析・考察・追究することで、大久保先生との共同研究をまとめるとともに、生徒の論理に即した中学校理科教育の在り方を追究していくとのことです。


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