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静岡市の移住・定住促進施策の成果をとりまとめました/経営学部 小豆川ゼミ


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本学経営学部の小豆川ゼミ・研究室3年・2年の計22名は、令和6年度『しずおか中部連携中枢都市圏地域課題解決事業』の採択を受け、『コロナ後のテレワークの需要調査と市内テレワーク施設紹介資料の更新』のプロジェクトに取り組んできました。

コロナ禍を経てテレワークの導入・普及が進み、全国の自治体では人口減少が進むなか関係人口の創出をめざしたさまざまな取り組みが広がっています。静岡市はコロナ禍前より新たな働き方に対応した移住・定住に関する促進施策を講じてきました。コロナ禍後は、テレワークのあり方の変化やテレワーカーの需要等の現状把握ができていないこと、市内テレワーク施設の新設・廃止を整理し、過年度に作成した市内テレワーク施設紹介資料の更新をすることが課題となっていました。
小豆川ゼミ・研究室ではこれまでも静岡市から課題をいただき、『静岡市まちごとテレワークマップ2020年版、2021年版』を制作。2022年度には『しずおか清水・三保・蒲原~歴史に、自然に想いをめぐらす穏やかワーケーションのススメ』の冊子を制作。2023年度には『しずおか日帰り移住体験ツアー』の企画・運営・実施を行ってきました。
これらの成果を踏まえ、今年度は市内テレワーク施設それぞれの特徴を活かしたアフターコロナの働き方に即した形での利用促進のため、テレワークの需要調査と市内テレワーク施設についての整理および紹介資料の更新を目標として、1.『コロナ禍後のテレワークの需要調査』、2.『静岡市まちごとテレワークマップ2025年版』の企画・制作、3.お試しテレワーク体験事業等で訪れた人々が静岡市をさまざまな観点で楽しめる『3種類のツアープラン』の企画を実施しました。
メンバーは、マーケティング施策を作成し、目標を共有してスケジュール管理を行い、チームワークを行いながら各役割を果たしました。連携いただいた関係の方々の多大なご支援もあり、ほぼ予定通り実施することができました。
実績・成果は以下のとおりです。
  1. 『コロナ禍後のテレワークの需要調査』
    『テレワークの普及状況』『ワーケーションの取り組み動向』『自治体のワーケーション』『県内・近隣自治体の取り組み動向』『内閣府テレワークアワード』の構成でまとめています。今後の移住・定住促進施策、企業のサテライトオフィス進出促進策を検討するための基礎資料として活用ができます。

  2. 『静岡市まちごとテレワークマップ2025年版』
    静岡市内にあるコワーキングスペースが紹介されています。あわせて学生は17の静岡市のおすすめスポットを選び、3つのテーマ【仕事から少し離れてリフレッシュ】【チームメンバーと仲を深めたい】【五感で味わう静岡の食】を設定し、学生の取材による原稿作成・写真撮影・各スポットとの調整で記事を完成させました。静岡市を訪れた方々がニーズに応じて静岡市の魅力を感じていただける内容になっています。1000部印刷を行い、今後は静岡市移住支援センター、市内コワーキングスペース、各種セミナー・相談会等での配布といった各種プロモーション施策にご活用いただく予定です。

  3. 『3種類のツアープラン(清水エリア2種類、静岡・用宗エリア1種類)』
    概要(テーマ)は以下のとおりです。
    1)清水エリア(1泊2日):『清水を満喫~1泊2日リフレッシュツアー~』
    2)清水エリア(1泊2日):『清水クロスプロジェクト』:1日目『仕事とスポーツに熱く!』2日目『アクティブと五感で静岡満喫!』
    3)静岡・用宗エリア(2泊3日):『食と観光で静岡を楽しもう!』静岡市を訪れた方々が、観光・歴史・食・スポーツ等を楽しむためのモデルツアーとなっています。各種プロモーション施策に役立てていただく予定です。

地域からの評価は以下のとおりです。
この度は、コロナ後のテレワークの需要調査や、清水・用宗エリアの魅力を伝え、ワーケーションを促進するツアーのご提案、及びまちごとテレワークマップの更新をしていただき、ありがとうございます。本市の魅力を発信するとともに、滞在時の具体的なイメージを喚起し、テレワーカー等の移住の促進につながることを期待しています。調査の成果物は、本市への「移住の促進」や「関係人口の創出」等の取組に大いに活用させていただきます。(静岡市総合政策局企画課 移住・SDGs推進係)
今後は、3月25日に開催される『令和6年度 しずおか中部連携事業成果報告会』にて、代表2名が成果発表を予定しています。
本事業は学生における地域の持続可能な成長発展に関する考え方および課題探求能力・プレゼンテーション能力の習得と、地域貢献人材の育成という目的のもと、経営学部の専門基礎演習、専門演習Ⅰ・Ⅱの授業の一環として、課題解決型学習PBL(Project Based Learning)を実践しました。

<本プロジェクトの連携体制>

課題提出者 静岡市総合政策局企画課 移住・SDGs推進係
調査・企画・制作 小豆川ゼミ・研究室
3年:中田 遥 岩辺愛理 佐久間梨帆 高田真良 藤浪令菜
2年:小澤萌樺 河野友華 杉山乃衣 野田莉帆 佐藤 陽
五十嵐拓哉 関野智城 友田祐紀 石川 凜 柴田蒼空 玉木文菜
渡辺歩武 尾崎史温 塚本達也 森下愛唯 渡邉拓実 佐々木梨帆
連携先 SHIMIZU CROSS((株)竹屋旅館)
連携・協力 デザイン協力:地域おこし協力隊 小林大輝氏
連携協力:地域おこし協力隊 星野晴香氏

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