商品パッケージやポスター、
POPを制作する社内デザイナー
浜松市の老舗食品メーカー「ヤタロー」で、デザイナーとして働いています。商品のパッケージデザインの他、社内で必要なポスターやPOPなどの販促物や広報物などデザイン全般を担当しています。
「自分の好きなことを」と勧められ
デザインの世界へ
高校では美術部に所属。デザインの世界を夢見つつも漠然と福祉の道に進もうと考えていましたが、美術部の先生が「自分の好きなことを勉強した方が良い」と常葉大学を勧めてくれました。
常葉大学は外部との連携課題があり、グループワークも多いため、実践に近い形でデザインを勉強することができます。3年生の時は、ユニバーサルデザイン特派員を経験しました。これはユニバーサルデザインに取り組む企業を取材し、その魅力をFacebookで発信する活動です。この活動を通してユニバーサルデザインの考え方である「人々の持つ多様性を認め合い、誰もが暮らしやすい社会づくりをする」ためには、常に相手の立場に立って物事を考えることが必要不可欠であることを学びました。今もそのスタンスを大切にしています。
これ以外にも、常葉大学で学んだことや経験、そして教授にいただいた言葉は、社会に出てからの道標になっています。
座右の銘は、先生のことば
「内側が表」
陶芸の授業で器を作っている時、内側もきれいに作りなさいという意味で先生がおっしゃった「内側が表だよ」という言葉がとても印象に残っています。
自分も商品も、上辺だけ格好良く取り繕っても中身が薄く魅力に欠ければ支持されません。意図と目的が明確な、中身のあるデザインや行動をすることで、自身のブランディングを構築し、自分だからこそできる仕事を創造していきたいと思います。