予測困難な時代にあっても
笑顔を大切にする子どもたちに
附属の橘小学校で、4年生の学級担任をしています。子どもたちと一緒に日々学びながら、社会科教育を中心とした研究を続けています。現在取り組んでいるテーマは「持続可能な社会を目指し、意思決定することのできる子どもの育成」。特にエネルギー環境教育に力を入れ、常葉大学教職大学院の安藤教授の指導のもと研究を進めています。
予測困難な時代を過ごしている子どもたちですが、その中にあっても笑顔を大切にし、そして持続可能な社会を目指して意思決定できる人に育てていくことが夢です。
附属小学校で
早くから教育現場を経験
小学生の頃から、高校教員だった父の背中を見て教師という職業にあこがれを抱いていました。そんな父から、小学校の先生になりたいならば常葉大学がいいと薦められました。
特に魅力を感じたのが、早い段階から附属小学校で実習ができる点です。大学4年間で2度の教育実習を経験し、子どもたちの様子を肌で感じ、接し方を学びました。悩みながらも先生方や仲間と話し合って答えを見つけたことが大きな学びになりました。
また、専攻の社会科教育だけでなく全教科の理論や心理学なども学ぶことができました。先生方と学生の距離が近く、研究室にも足を運びやすかったですね。
学生の皆さんに
教師の魅力を伝えたい
大学では全国から同じ夢をもって集まった仲間と、授業だけでなく様々な活動を共にし目的を目指して行動していく中で、発信力や傾聴力、調整力を身に付けることができました。こうした力や経験は今も子どもたちと接するのに役立っています。
附属小学校の教師という立場ですので、今後も自分と同じように教育を学ぶ後輩たちと触れ合う機会が多くあります。そんな学生の皆さんに教師の魅力を伝えていくことも、もう一つの私の夢です。