様々な診療科がある総合病院で
理学療法士として活動
富士宮市立病院は様々な診療科を持つ総合病院です。私は理学療法士として、整形外科、脳外科、外科、内科など様々な疾患の方のリハビリテーションを担当させていただいています。現在は股関節、膝関節、足関節を中心とした整形外科の患者様をみさせていただくことが多く、中でも骨折や、病気により手術適用となった方の筋力増強運動、関節可動域運動、歩行練習、日常生活動作練習を行っています。
患者様が退院されて自宅に戻られる際には、患者様のお宅に伺って住宅改修やご家族への介助指導、介護サービスの検討などを行うこともあります。退院される患者様・ご家族が安心して在宅生活を送れるよう指導を行っています。
現在の職場を実習で初体験
楽しくやり遂げられました
常葉大学を選んだ理由は、県内でも最大規模の総合大学で、専門的な知識を学ぶことができる上、県内の就職に有利だと考えたからです。国家試験の合格率が高かったことも理由の1つでした。大学では優しく親身になってくださる先生が多く、わからないことは気軽に質問できる環境でした。
在学中に長期の臨床実習が3回ありましたが、初めて臨床実習をしたのが、現在の職場である富士宮市立病院でした。何もわからない私に患者様との接し方、知識や技術、プライベートなことまで優しくご指導してくださり、初めは緊張していた私ですが実習を楽しくすることができました。
国家試験対策の勉強は少人数のグループに分かれ、チーム全体で合格を目指しました。グループでの勉強の後、友人と残って問題を出し合い、切磋琢磨しながら国家試験対策を行うことができました。
また卒業研究ではグループで担当を割り振り、同級生や後輩を対象者として測定を行いました。うまく測定できず結果が出ないこともありましたが、メンバーで試行錯誤を繰り返しながら論文を完成・発表することができました。
スポーツでケガをした方が
スムーズに復帰できるよう支援
私は元々サッカーをやっており、ケガした選手に対してのスポーツ復帰を支援したいと考え、理学療法士を目指しました。最近では小中高、社会人、すべての年代の方が、スポーツが原因でケガをされ当院で手術、リハビリを行うことも増えています。そういった方がスムーズにスポーツ復帰されるような支援ができればいいなと考えています。