骨折や脱臼の応急処置から
患者様への指導まで
私が勤務する整形外科クリニックでは、電気などを用いた物理療法を取り入れた治療を行っています。私は柔道整復師として、骨折や脱臼、ねんざなど突然のケガ(外傷)で来られる患者さんに、患部の固定などの応急処置をしています。特に骨折や脱臼を負った患者さんには、整形外科医である院長の指導のもと、患部を正常範囲に復位させる徒手整復を行います。また、必要に応じて松葉杖の使い方指導も行っています。
常葉大学は静岡県内で唯一、柔道整復師を目指すことができる4年制大学です。専門学校とは違い、専門分野以外にも語学や経営学など幅広く学ぶことができることから常葉大学を選びました。オープンキャンパスに参加した時、熱量あふれる先生方や充実した施設環境に惹かれたことも常葉を選んだ理由です。
様々な現場を見学してプロの話を聴き
柔道整復師のあり方を学びました
広大な敷地をもつ浜松キャンパスでは、休み時間になるとフットサルで体を動かし、シャワールームで汗を流すなど、恵まれた施設の中で大学生活を思いきり楽しめる環境がありました。
授業では、国家試験に関する知識はもちろん、現場に出てからどのような知識や技術やメンタリティが必要なのかも学ぶことができました。特に3年生から始まったゼミ活動は、今の私を作ったと言っても過言でないほど、とても大切な時間を過ごせました。おかげで柔道整復師のあるべき姿や現場での役割、今後どのような道に進むべきかもつかむことができました。
また学術大会に参加し、全国の先生方とお話しできたことは学生の私にとってとても貴重でした。4年間かけて様々な現場を見学したり、いろいろな方のお話を聞けたりと、実際に働く前にとても良いシミュレーションができたなと感じています。
医療人としての資質を磨き
医師とより良い連携を築きたい
医師と柔道整復師がより良く連携できる環境を作っていけたらと考えています。そのために多くのつながりを増やし、自身も学び続ける向上心を持ち続け、医療人としての資質を磨いていきたいですね。
古来より「ほねつぎ」の名で多くの方から信頼を得てきた柔道整復師が、より高い信頼を得られるような活動をしていきたいと思います。