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在学生・卒業生の声


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在学生からのメッセージ

稲橋 茉奈美さん(静岡県立静岡城北高等学校出身)

興味を学びに発展させ、枠を超える挑戦へ!

地学や地球科学に興味があって社会環境学部を選びました。富士山周辺で地形や植生を観察する授業や、野生の生物調査、自然体験実習など、フィールドワークが多いところが、この学部の魅力だと思います。現地で、地形や地質、植生を観察しながら、火山学や植物生態学を専門とする先生から解説してもらえるため、教室で座って授業をきいているのとは全く違います。私は、地球科学や自然について学ぶ中で、集中豪雨や地震、津波などの自然災害の脅威について考えるようになりました。また、社会環境学部では防災に関する授業もあり、防災行政論などの授業を受けたことで、将来は地域の人を自然災害から守る仕事につきたいと思うようになりました。社会環境学部では、興味のある分野を学びへと発展でき、大学や自分の枠を超えるチャレンジができると思います。

卒業生からのメッセージ

小林 佳菜さん(静岡北高等学校出身)

静銀リース株式会社 勤務

誰にも負けない何かを成し遂げる努力を!

理系だったことで物理や化学を学べる社会環境学部を選択し、環境化学を専門とする先生のもとで研究に没頭する学生生活を送ることができました。現在の仕事は大学の学びがダイレクトにつながるものではないですが、金融に関する知識は生活に必要であり、向上心を持って学べる仕事に満足しています。学生時代はやるべきことを最後までやり通して、自分の成果だと胸を張れるがんばりができたと思います。常葉大学でのチャレンジの場は、専門の学びだけでなく、サークル・地域活動やアルバイトなど多岐にわたります。それらの機会を活かし、誰にも負けないと思えることを1つでも成し遂げる努力をすれば、そこで得たものは将来どんな仕事に就いても活かせると思います。

石井 敢太さん(静岡県立伊豆中央高等学校出身)

駿東伊豆消防本部 沼津北消防署 勤務

「防災」の学びは財産になります。

幼少期からの夢だった消防士を志し、防災について学べる社会環境学部を選びました。消防士となり、予防係として勤務し、管内の防火対象物の立入検査や改善報告、防災訓練指導など火災予防を主とした業務に携わっています。就職後、救命措置をして心肺停止状態の要救助者を助ける機会があり、改めてこの仕事のやりがいを実感できました。
消防士を目指す人にとって、防災の専門家がそろう社会環境学部は最善の選択です。消防士志望でなくても、防災のスペシャリストは危機管理の面から企業や自治体で求められており、災害時や今後の人生の貴重な財産になる学びが得られます。

丹羽 浩通さん(静岡県立静岡農業高等学校出身)

森林組合おおいがわ 勤務

「自然が好き」の原点を大切に環境に関わる活動に取り組みましょう。

自然環境について学ぶために選んだ社会環境学部ですが、知識の修得だけでなく体験的な学びの機会が豊富にあるのが常葉大学の魅力です。私はビオトープ研究会や自然体験活動研究会に所属したほか、石部棚田保全のボランティア活動や、静岡市消防団での防災ボランティアなど自然に関する多くの活動に参加しました。
日本の荒れた森林をなんとかしたいという気持ちで選んだ現在の仕事は、技術員として森林の間伐、植栽に取り組むものです。危険を伴う仕事ですが、暗く荒れた森林に日が差し込む瞬間を目の当たりにする気分は格別。何より仕事の成果が未来に残るという誇りがもてます。今後は職員として現場の計画・管理を担当するなど、仕事の幅を広げながら林業の普及活動に取り組んでいくつもりです。この仕事の基本は「自然が好き」ということ。その思いをさまざまな活動を通して大学時代に培うことが大切だと思います。

山田 未久さん(静岡県立清水東高等学校出身)

株式会社 SBSプロモーション 勤務

社会環境学部の幅広い学びから自分の強みを見つけましょう。

私が働く会社の損害保険部の仕事と社会環境学部の学びは一見関係がなさそうですが、災害や防災についての学びを通して、過去の大規模災害の被害状況を知り、ブロック塀など危険を目視する課外授業も受け、日常に潜むリスクを肌で感じることができました。それは万一の事故や災害に備える損害保険の仕事に直結します。昨年、静岡県でも台風による甚大な被害があり、お客さまにも自動車の水没や自宅の浸水被害に遭われた方が多くおられ対応に追われました。そんな中、1件ごとのお客さまに寄り添うことを心がけたことで、保険金が支払われた際は丁寧なお礼をいただき、安心を提供できたやりがいを実感しています。
社会環境学部の学びは、社会のさまざまな仕事と密接につながっています。幅広い学びの中から興味をもったテーマを追究し、自分の強みを活かせる分野を見つけることが、就職活動にも役立つと思います。

渡辺 篤希さん(常葉大学附属橘高等学校出身)

勤務先:静岡市消防局

消防隊員に必要な資質は、4 年間かけて培うもの!

静岡市消防吏員の採用試験は、公務員試験の中でも狭き門。筆記試験や体力試験も大切ですが、熱意を伝えられるのは、グループワークと個人面接だと思います。地域に貢献したいという信念や、隊行動でチームワークが発揮できるかなど、問われるのは人間性そのもの。学科の学び、ボランティア活動など、学生生活を通して何か一つのことを成し遂げる力をつけることが大切です。

増田 有希さん(静岡県立掛川西高等学校出身)

勤務先:掛川市立城東中学校

教員の手厚く熱心な指導に感謝

大学の授業は、もともと興味のあった環境の授業はもちろん、個性的な教員が担当する芸術学など楽しく視野を広げてくれるものばかりでした。大学4年間で出会った先生、仲間、地域の方々など、たくさんの価値観にふれたことで、自分の考え方やものの見方が大きく広がったと感じています。サークル活動では、自然について研究し、自然環境問題にも取り組んできました。循環型社会を構築するためには、問題意識をもった人材の育成が不可欠であり、その分野に関わりたいと思うようになりました。

鈴木 悠史さん(静岡県立富士宮西高等学校出身)

勤務先:静岡市消防局 島田消防署

人命救助という使命に責任と誇りをもって

現在救助隊員として、365日24時間体制で災害に備えています。災害現場活動や、避難訓練の指導、事業所などへの立ち入り検査など、業務は多様です。また、日頃から厳しい訓練も行い、人命救助のために日々努力しています。大学では、災害時の被災者心理と行動を学んだことで、要救助者の対応に活かされています。市民の方たちから「いつもありがとう」と声を掛けていただけることが、何よりの喜びです。

鈴木 顕己さん(静岡県立下田高等学校出身)

勤務先:下田市役所

大学で学んだ防災の知識を地域のために

市民保健課国保年金係で、後期高齢者医療に携わり、保険証の作成や高額医療費制度への申請などを担当しています。大学時代、ゼミで防災の出前講座やワークショップに参加し、自分の伝えたいことをしっかり伝える力、相手の話を聞く力が鍛えられました。このスキルが、窓口で役立っています。今後は、大学で学んだ防災の知識を活かせるように、活動の幅を広げていきます。

古村 ゆう子さん(常葉学園高等学校(現:常葉大学附属常葉高等学校)

勤務先:浜名環保株式会社(事務)

興味のある分野を深めることでやりたいことが見えてくる

興味を突き詰めて見つけた、自分のやりたいこと
将来の夢が定まっていなかった私に「たくさんのことを学んでから考えたらいい」と高校の先生の助言を受け、理系が好きだったこともあり、環境と防災を学ぶことができる社会環境学部に入りました。フィールドワークの授業が楽しく、そこから地震や津波など幅広い分野へ展開していく中で、一番興味をもったのが水処理でした。それがきっかけで今の会社を選びましたが、興味を広げていくことで自分の将来が明確化されていくのは面白く、やりたいことに出会えたことに感謝しています。

在学中に取得した資格を活かして会社に貢献
在学中に4つの資格を取得しました。その中の一つがISO 環境マネジメントシステム研修。ISO14001についての内容を学び、一人ひとりが内部監査員になったと仮定し、実践という形で監査し、指摘事項を考えるものでした。現在の職場でISO内部監査員になっており、事務所内や現場の方々に目標を達成できているかの調査や、本審査の時の立ち会いなど、在学中に学んだことが活かされていると感じます。2015年にISO14001が新しい規格になったことをきっかけに、知識を深めるため学び続けています。

齋藤 弘美さん(静岡県立沼津城北高等学校出身)

勤務先:静岡市消防局駿河消防署(消防士)

防災のスペシャリストと出会い、学んだ知識が現場に活かされている

消防の考え方の基礎がつくられた大学の学び
阪神淡路大震災を見て、もし静岡で大地震が起こったら私は何もできないと思いました。身近な人を助けられる存在になりたい、消防士への道を志したのはそんな思いからです。防災を学ぶことのできる常葉に進学。そこで出会った先生方に衝撃を受けました。日本屈指とも言える防災のスペシャリストの集まりで、一つひとつの学びが深く、一気にのめり込んでいきました。そこで学んだ自助、共助の考え方は、今の仕事に活きており、私の消防の考え方のベースになっています。

全国でも数少ない女性隊員
私の任務は消防車を運転する機関員。火災現場では車載ポンプを操作し、火元の放水隊員へ水を送り届けます。また、防災訓練の指導や救急車への同乗など、業務内容は多岐にわたります。女性隊員は全国でもわずか3%ですが、男性と同じように現場で働けることが誇りです。防災講話や事業所の訓練指導では、大学で学んだことを伝え、災害発生後の被害をいかに小さくできるか考えてもらいます。より多くの方々に防災教育の普及啓発を図っていくために努力しています。


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