ライオンズクラブの夏季派遣青少年事業でスイスに派遣
県内のライオンズクラブ(LC)メンバーが集うLC国際協会334-C地区の夏季派遣青少年事業(YCE)報告会が、静岡市で開かれました。その中で、富士宮LCがスイスに派遣した本学の岡崎早希さん(総合経営学部3年/現:経営学部)は、1ヶ月近い滞在生活の中で山岳観光施設などに感銘を受け「私なりに富士山観光に還元できる」などと意見を述べました。
富士宮LCは今年度、国際感覚を身につけた青少年育成に努めるYCE事業としてポルトガルからの派遣学生を受け入れる一方、常葉大学富士キャンパスと協力し、地元学生としての岡崎さんをスイスに派遣。岡崎さんは、7月19日(金曜日)から8月16日(金曜日)の間、スイスに滞在し、現地の各LCが各国から受け入れた交換学生とともにキャンプに参加し、その後、ホストファミリーの元で生活しました。
報告で岡崎さんは「スイスの人は伝統的なチーズを食べるためだけに山にケーブルカーで登る。山の上のレストランは食べることだけではなく、景色を見る、山に登る、ケーブルカーを使うという相乗効果を生んでいる。日本人は安さにばかり気を取られているが、スイス人は良いものにはお金を使い、自然を愛しているのがよく分かった」と振り返りました。
ホストファミリーとともに、富士山とほぼ同じ標高まで電車2本とエレベーターで行けるスイスが誇る山の観光名所「トップオブユーロ」にも登り「景色は圧巻。こんな所まで何時間も歩くことなく行くことができるスイスの山の観光施設は素晴らしい。富士山が世界遺産となり、観光客が訪れているが、スイスで見たことは私なりに富士山観光に還元できる気がする。今後は私なりの意見を持っていきたい」とまとめ、貴重な経験の機会を与えて頂いた富士宮LCに感謝しました。