ミュージカル発表会が行われました/保育学部
保育学部3年生による「ミュージカル発表会」が7月18日(金曜日)、富士市のロゼシアター中ホールで開かれました。
学生83人が6グループに分かれて出演。市内3保育園の園児約100人を招き、趣向を凝らした歌とダンスの多彩なステージで楽しませました。
ミュージカル発表会は、保育学部の必修科目「幼児音楽研究Ⅱ」の一環として実施。ミュージカル政策を通じて、歌唱力や演技力などの総合的表現のほか、計画力や企画力、仲間との協調性を育み、保育者としての資質向上を目的としています。
学生たちは約3ヶ月の制作期間で舞台装置から衣装、演出まですべて仕上げ、『スズの兵隊』『長靴を履いた猫』『ドンキホーテの冒険』『ありときりぎりす』『うかれバイオリン』『羊飼いの娘』の6演目を上演しました。
『スズの兵隊』ではフィナーレで出演者全員による歌声を響かせ、『長靴を履いた猫』では猫のおどけた動きで幼児たちの笑いを誘いました。また、『ドンキホーテ』の冒険は風車の動きに見立てた傘を使ったダンスを盛り込みました。
このほかにも衣装や大道具をカラフルにしたり、会場に呼び掛ける台詞を用意したりと、幼児が楽しめるようなアイデアあふれる舞台を披露し、幼児たちは出演者からの台詞に応えたり手拍子をしてミュージカルに親しみました。
保育学部3年の和田晴美さんは「本番までには多くの苦労があったけど、子供たちの笑っている顔が見えてよかった。自分が楽しんでいる姿を見せることで子供も同じように楽しんでくれることが分かった。保育士の夢がより強くなった」と満足気な笑顔を見せました。