富士市環境フェアに参加しました/社会環境学部

11月29日(土曜日)に富士市のふじさんめっせで「第8回富士市環境フェア」が開催され、本学社会環境学部の学生が参加し、来場された多くの方々に研究の紹介や商品の販売を行いました。
社会環境学部の山田辰美ゼミの学生とビオトープ研究会は「富士山の森林環境保全 ―森林環境の現状とシカ対策の危急性―」と題して、富士山麓の森林がシカの食害を受けている現状を伝え、本学で取り組んできた食害対策(防護柵の設置など)や、シカの増加が止まらない事情などに関して紹介しました。

同学部の池田雅彦ゼミの学生は「まるごとふじとこ豆腐プロジェクト ~耕作放棄地再生事業・おからの出ない環境にやさしい豆腐づくりの紹介と同味噌の販売~」と題して、耕作放棄地再生事業として取り組んでいる、おからの出ない環境にやさしい「まるごとふじとこ豆腐」を中心とした大豆製品の開発・製造までの流れを紹介しました。
また、常葉大学のブース内では「苔玉づくり」の体験コーナーや、池田雅彦ゼミでは「まるごとふじとこ豆腐」を、山本早苗ゼミでは松崎町石部の地場産品の販売コーナーも設置され、多くの来場者の方々にお越しいただきました。

特設ステージでは、自然体験活動研究会に所属する学生が「富士山 ~不思議な森の仲間たち~」という演目で劇を行いました。大学生が富士の樹海に迷い込み、富士山に生息するシカやツキノワグマに出会い、話をしていく中で富士山の森で起きている問題について知っていくストーリーを披露しました。