鹿肉カレー試食会を行いました/保育学部
本学保育学部の増田啓子ゼミの学生が6月11日(木曜日)、富士キャンパスにて鹿肉カレーの試食会を開きました。
富士市大淵地区は害獣による食害が深刻で、駆除に取り組む地元猟師が鹿肉を有効活用したいと、食育を研究する増田教授に相談したのがきっかけで、この試食会を企画しました。
当日は、考案した夏野菜カレーやチーズカレーなど5種類のレシピを、県富士農林事務所職員など60名に提供して意見交換を行いました。
ゼミ生は、近年の鹿の増加に伴って深刻化している樹木への食害問題について研究発表し、鹿肉の健康効果についての調査内容を伝え、鹿肉の普及と地産地消に向けた可能性を探りました。ゼミ生の伊沢由衣さんは「程よい歯応えで味に深みが出てカレーとの相性はぴったり。今後も可能性を探っていきたい」と話しました。
食育や環境教育など、保育現場でも活かされる体験となりました。