ふじのくに地域・大学コンソーシアム共同公開講座が開催されました/法学部地域法政策研究・実践センター

常葉大学法学部地域法政策研究・実践センターは、ふじのくに地域・大学コンソーシアムと連携し、9月25日(金曜日)に静岡キャンパス水落校舎にて共同公開講座を開催しました。
前半は「横浜市のオープンデータ・オープンイノベーション」(横浜市政策局長谷川孝理事)、「不動産総合データベース」(国土交通省土地・建設産業局不動産業課長谷川宏美係長)、「データを活かした『地方創生』と不動産総合データベースの活用」(横浜市政策局政策部政策課関口昌幸係長)の講演が行われ、クオリティの高い生活を実現するためのオープンデータの活用・取り組みが紹介されました。
後半は、「ふじのくにに住みかえる‐静岡県の移住・定住施策」(静岡県くらし・環境部池谷廣 部長)、「グリーン・シティ・ポートランドの街と暮らし:地方都市のこれからを考える」(東京大学大学院工学系研究科村山顕人准教授)の講演が行われ、静岡県やポートランドの事例を参考に、地方都市のこれからの暮らしのあり方を考えました。杉本直也氏(静岡県交通基盤部建設支援局 技術管理課 OA効率化班) 、今川俊一氏(静岡市都市局都市計画課)がファシリテーターとして講演をまとめました。

共同公開講座には、行政、市民、学生など約50人が参加、メモを取りながら熱心に耳を傾けました。会場からは「最先端の研究と取組みに触れ、大変刺激になった」、「静岡市をポートランドのような住みやすい街にしたい」等、今後の地域の活性化に関しての意見が出されました。
当日は造形学部の安武伸朗教授、造形学部生が所属する「未来デザイン研究会」によるグラフィック・レコーディングで議論の可視化が行われ、内容を深く理解することができました。