地域の安全のために「都田安心安全マップ」を作成/ThunderBirds・木村ゼミ
浜松キャンパスのボランティアサークル「ThunderBirds」と木村ゼミ(心身マネジメント学科)の学生たちは、下校時の児童の安全を見守る下校見守りボランティア「こどもの笑顔をまもろーる」を継続的に実施しています。この取り組みの一環として、10月13日(火曜日)に近隣の浜松市立都田小学校にて、小学生5、6年生と学生が「都田安心安全マップづくり」を行いました。本事業は、今年度常葉大学の「地域交流・連携推進事業」に採択されたものです。
小学生は、事前に5つのグループに分かれ、教員、警察官、交通安全指導員、PTA、学生ボランティアの協力のもと、まち歩きを実施しました。その際に、チェックした危険個所や110番の家などを、写真やビデオで確認しながら地図に書き込みました。「いつも歩いていて危ないと思うところはある?」などの学生の質問に、児童は、真剣に話し合い、地図に書き込んでいきました。
まもろーるの責任者の斎藤遼太さん(心身マネジメント学科4年)は「学区が広範囲にわたり、40分以上かけて下校する児童もいるため、児童が事件や事故、災害に巻き込まれないようボランティアの継続した活動が必要。児童と一緒にマップを作成することでより意識が高まったと思う」と感想を語りました。
12月には、浜松キャンパスにてこの活動の事業報告会が行われます。今回作成した安心安全マップは、都田小学校区に全戸配布し、地域防犯に役立ててもらうとともに、地域ぐるみで安心安全なまちづくり、災害に強いまちづくりを目指していきたいと考えています。