共同公開講座・ミナトブンカサイ2015が開催されました
今年で4回目になる、本学造形学部・法学部と東京大学都市デザイン研究室との共同企画「ミナトブンカサイ2015」が10月18日(日曜日)、静岡市清水区の日出地区特設会場にて開催されました。日没後に倉庫群をライトアップし、本学の学生有志が中心となって企画したさまざまなイベントが行われました。
「私ならこうする清水」と題したリレートークでは、清水や三保地区へと拡がるビジョン(絵)を見ながら、意見や希望を語り合い活発な議論を展開しました。倉庫壁面を使った市民の方々から集めた昭和時代の清水港の映像や写真のスライドショーでは、映像の収集をはじめ、ヒアリング、編集を学生が担当。これを通じて地元住民と若い世代とのまちづくりの交流が生まれました。
また、ジャズ演奏、アコースティック演奏や造形学部のワークショップ、オブジェ制作で、広い場所を活かしたアート表現など、来場者は非日常的な空間を満喫し、多くの人で賑わいました。
歴史的環境を活かしたイベントを学生が中心となって行ったことで、若い世代が地元住民や企業に働きかけ、歴史文化のまちづくりに関わることができました。
イベントに先立ち、都市計画や建築を研究する常葉大学、東京大学、横浜国立大学、茨城大学の有識者と市内のまちづくり関係者が集まり、静岡市の地域資源について話し合う公開講座も行われました。