平成27年度ふじとこ未来塾最終発表会が行われました

1月21日(木曜日)に本学富士キャンパスにて、「平成27年度ふじとこ未来塾最終発表会」が行われました。
ふじとこ未来塾は本学の専門性などを活かし、地域社会や産業の抱えている課題に対して、学生が主体的で創造的に地域貢献や交流などに取り組む企画を本学が支援をするものです。
11月に行われた中間発表会を踏まえて、以下の6組がそれぞれの特色を活かした1年間の学習や研究の成果を発表しました。

1元気!富士・富士宮企業発掘PROJECT ~若者たちの明るい未来へ~
2放課後児童クラブの就職可能性を探る
3富士山におけるシカ増加による生態系撹乱と保全に関する研究
4富士ヒノキと三保松原のマツ葉抽出成分を利用した世界遺産グッズの開発
5富士宮緑茶を世界ブランドにするプロジェクト第2弾
6運動部活動における高大連携モデルの構築  -男女バレーボール部を事例として-

最優秀賞には、静岡県が認定する地域資源である「富士ヒノキ」と「三保松原」に着目して、ヒノキの木質残渣や大量廃棄されているマツの落葉から抗菌成分を抽出し、世界遺産グッズとしての地域資源の活用と廃棄物処理の課題解決を模索した「富士ヒノキと三保松原のマツ葉抽出成分を利用した世界遺産グッズの開発」が選ばれました。
優秀賞には、富士・富士宮の岳南地域における特色ある地元企業を学生目線で発掘し、広く地域内外に発信することを目的として行われた一連の活動について発表した「元気!富士・富士宮企業発掘PROJECT ~若者たちの明るい未来へ~」が選ばれました。
特別賞として、さまざまな視点から学童保育について調査を行い、保育学部生の就職先としての可能性を検討した「放課後児童クラブの就職可能性を探る」が選ばれました。