講演会で地震、津波対策を呼び掛ける(社会環境学部 阿部郁男准教授)
沼津市商工会は18日、「大丈夫か、原と戸田の地震・津波対策!」と題した講演会を同市の原地区センターで開いた。富士常葉大の阿部郁男准教授が、内閣府が昨年公表した南海トラフ巨大地震の被害想定などを用いて、地震・津波対策の重要性を呼び掛けた。
阿部准教授は東日本大震災の発生時の映像を示した上で、南海トラフ巨大地震発生時に同市の原、戸田両地区に襲来が予想される津波について解説した。同准教授は「想定外のことを排除せずに、予測や想定を過信しないことが大切」と述べた。
大規模災害後に速やかに企業活動を再開するための事業継続計画(BCP)についても説明した。